
気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回は日立建機(6305)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
日立建機(6305)とはどんな会社?
日立建機は、ホイールローダーおよびクローラクレーン、ブルドーザー、油圧シャベル、高所作業車などを製造・修理しています。
同社は世界的に販売網を持っています。
建設機械業界では日本でコマツに次ぐ2位、世界でキャタピラー、コマツに次ぐ3位グループの規模です。
すごい会社なんですね。
そんな日立建機(6305)、現在の社員数は24,997人です。
現在の株価とPERは?
現在の株価は2,443円前後です。
取引単位は100株なので、24万円前後で日立建機(6305)の株を所有することが可能です。
20万円オーバーは一般的な感覚だとやはり高いですね。
日本株投資が、大学生や20代社会人には敷居が高いのも頷けます。
そして、日立建機(6305)のPER(株価収益率)は、現在7.56倍です。
低PERですね。
10倍を割っているのでかなり割安のラインです。
配当利回りと株主優待は?
配当利回りは、現在4.1%です。
4%を超えています。高配当銘柄ですね。
いいですね。
そして、日立建機(6305)の株主優待はありません。
過去の長期のチャート
2007年と2018年に二度のピークを迎えています。
しかしいずれもその後は大きく値を下げています。
直近1年のチャートはこちら
下落トレンドです。
8月にさらに大きく下げましたが、その後すぐに反発しています。
ただ、さらに直近では下げ始めており油断はできません。
日立建機(6305)の売上高は?
FY2017からは比較的しっかりと上昇しています。
FY2019にはとうとう売上1兆円を超えました。
日立建機(6305)のEPS(1株当たりの利益)の推移です
こちらは、FY2018以降EPSがグンと伸びています。
今後に期待がもてます。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
比較的堅調です。
わるくはありません。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近14.09%です。
いいですね。
日本株の中ではかなり優秀な高ROEです。
流動比率は1.43倍です。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
日立建機(6305)の今後をまとめると
ここ数年の動きがよくなってきている銘柄です。
売上は1兆円を超え、今後さらに盛り上げる可能性はあります。
ROEも高いのも高ポイントです。
個人的にも少し気になっている銘柄です。
気になる方は四季報などで詳細をチェックしてみて下さい。