気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回は沖電気工業(6703)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
沖電気工業(6703)とはどんな会社?
OKI(登記社名:沖電気工業)は、多種の通信機器や情報関連装置を開発・製造・販売しています。
また施工および保全サービスも行っています。
主製品にはパソコン周辺機器、半導体などの電子デバイス、金融端末機器、ATM(非同期転送モード)交換機などを含みます。
現金自動預け払い機 (ATM) 等の情報機器を製造しています。
通称「OKI」です。
そんな沖電気工業(6703)、現在の社員数は18,978人です。
現在の株価とPERは?
現在の株価は1,333円前後です。
取引単位は100株なので、13万円前後で沖電気工業(6703)の株を所有することが可能です。
15万円以下で購入できる日本株です。
いいですね。これなら投資初心者でも比較的に買いやすい値段ですね。
そして、沖電気工業(6703)のPER(株価収益率)は、現在14.76倍です。
15倍前後です。適正ラインですね。
配当利回りと株主優待は?
配当利回りは、2.25%です。
そこそこしっかり配当があります。
そして、沖電気工業(6703)の株主優待はありません。
過去の長期のチャート
2000年をピークに下げ、その後は安値圏を推移しています。
直近1年のチャートはこちら
2018年6月まで下落し、そこから反発しましたがまた直近大きく下落しています。
沖電気工業(6703)の売上高は?
FY2015から緩やかに下げています。
あまりよくはないですね。
沖電気工業(6703)のEPS(1株当たりの利益)の推移です
よくないです。
FY2016からは大きく下げてしまっています。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
こちらも芳しくありません。
FY2016から下げてしまっています。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近5.97%です。
合格ラインの10%は遠いです。低ROEです。
ROEが低いということは、収益性が低いということです。
長期投資においては大きなマイナスポイントです。
流動比率は1.23倍です。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
ちなみに海外別売上高はこんな感じです。
日本が7割、その他が3割です。
海外にしっかりと売上があります。
沖電気工業(6703)の今後をまとめると
うーん、正直微妙です。
数字があまりよくありませんでした。
ROEも低いし。
無理して投資をする銘柄でもないです。
日本株には他にいい銘柄がたくさんあります。
次、行きましょう。