気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回は大林組(1802)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
大林組(1802)とはどんな会社?
大林組は、国内および海外で総合建設業や不動産業を営んでいます。
耐震技術などを使用して商業・住宅・公共建築や鉄道などの土木工事を請負っています。
また不動産事業も手掛けています。
以下はWikipediaより引用
鹿島建設、清水建設、大成建設、竹中工務店とともにスーパーゼネコン5社の一つ。
総資産や年間売上、建築新技術の開発等においては国内トップ。
名前は大企業っぽくないですが、日本をインフラを支える巨大企業です。
あのスカイツリーだって造っちゃうすごい会社です。
そんな大林組(1802)、現在の社員数は15,047人です。
現在の株価とPERは?
現在の株価は1,046円前後です。
取引単位は100株なので、10万円前後で大林組(1802)の株を所有することが可能です。
10万円前後で購入できる日本株です。
いいですね。これなら投資初心者でも気軽に買える値段ですね。
そして、大林組(1802)のPER(株価収益率)は、現在6.64倍です。
10倍を割っています。
低PERです。
かなり割安ですね。
配当利回りと株主優待は?
配当利回りは、3.06%です。
そこそこの配当がありますね。
そして、大林組(1802)の株主優待はありません。
過去の長期のチャート
上げ下げはあったのですが、直近大きく上昇し、1,500円にタッチしています。
その後は1,000円まで反落しています。
直近1年のチャートはこちら
方向感ありません。
レンジの動きです。
大林組(1802)の売上高は?
いい感じですね。
少しずつですが、上げてきています。
売上とうとう2兆円を超えました。
大林組(1802)のEPS(1株当たりの利益)の推移です
いいですね!比較的キレイな右肩上がりです。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
こちらはしっかり右肩上がりです。
長期投資の対象としては理想的なBPSの伸びですね。
いい感じです。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近14.71%です。
合格ラインの10%をしっかり超えています。
日本株の中でもかなり優秀な数字です。
大手ゼネコンのROEなんて期待していなかったのですが、いい意味で裏切られました。
流動比率は1.1倍です。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
大林組(1802)の今後をまとめると
低PERでそこそこの配当。
なにより、各数字の伸びが良好でした。
ROEが高めなのもプラスポイントです。
優良銘柄ですね!
個人的にも結構気になる銘柄です。
気になる方は四季報などでも詳細を確認して見て下さい。