
日本株でおトクな株主優待と配当を紹介するコーナー。
今回は吉野家ホールディングス(9861)についてです。
吉野家ホールディングス(9861) | |
何がもらえる? | 優待食事券 |
いつ買えばいい? | 2020年8月27日 2021年2月24日 (年2回) |
いくら買えばいい? | 約18万円 (100株) |
配当金は? | 1,000円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 3.89% |
吉野家ホールディングス(9861)の株主優待の内容
まずは、吉野家ホールディングス(9861)の株主優待の内容です。
吉野家ホールディングス(9861)の株主優待は、「吉野家」「はなまるうどん」「京樽」「ステーキのどん」など全国の吉野家グループで利用できる優待食事券です。
保有株数が100株以上1,000株未満の場合、3,000円分。
1,000株以上2,000株未満の場合、6,000円分。
2,000株以上の場合、12,000円分がもらえます。
株主優待は、年に2回、2月末日と8月末日の株主に配布されます。
現在、牛丼の並盛が380円なので、半期で牛丼が7杯以上タダで食べることができます。(通年だと14杯)
外回り営業の方等にはかなり嬉しい優待ではないでしょうか。
また、京樽やはなまるうどんなど、吉野家以外のお店でも使えるのが嬉しいですね。
吉野家ホールディングス(9861)とはどんな会社?
吉野家ホールディングスは、吉野家、はなまるうどん、京樽、アークミール、グリーンズプラネットなどを展開する外食チェーンです。
もともと吉野家は、明治32年に大阪の吉野という町出身の松田栄吉が、東京都日本橋に牛丼屋を創業したのが始まりでした。
現在では、日本全国に1,206店舗もの吉野家を展開しています。(参考:ウィキペディア)
吉野家ホールディングス(9861)の株主優待はいくらでもらえる?
現在の吉野家ホールディングス(9861)の株価は、1,780円(2020年7月時点)ですので、100株だと「約18万円」で購入できます。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、実質、吉野家ホールディングス(9861)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料430円がかかります。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
約18万円の投資で優待が年間6,000円相当ですから、優待利回りは3.33%です。
なかなか良いですね。
具体的に権利日はいつ?
株主優待は、2月末日と8月末日に株主名簿に記載されている株主に配布されるようです。
具体的に権利日は、2020年8月27日と2021年2月24日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができます。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、8月27日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の8月28日に現渡決済すればOKです。
2月は2月24日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の2月25日に現渡決済すればOKです。
吉野家ホールディングス(9861)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合の吉野家ホールディングス(9861)は魅力的かを見ていきましょう。
吉野家ホールディングス(9861)の場合、配当利回りは0.56%です。
100株分、約18万円投資したら→年間約1,000円。
500株分、約90万円投資したら→年間約5,000円になります。
当初の予定は、中間、期末共に1,000円の配当で、合計2,000円だったのですが、業績悪化により、2020年の中間配当は無配となりました。
今のまま行くと、期末配当もどうなるかわかりませんね。
最後に吉野家ホールディングス(9861)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは3.89%です。
悪くないですね。
直近では、11年ぶりの営業赤字を計上し、約150の不採算店を閉店することを発表しています。
とはいえ、吉野家が潰れることはないでしょうし、こういったタイミングで仕込んでおくのは良いかもしれないですね。
気になる方はチェックしてみて下さい。
今後の株価の動向が気になる方は、今井バフェットさんの記事も併せてご覧下さい。