気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回はファミリーマート(8028)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
ファミリーマート(8028)とはどんな会社?
ファミリーマートホールディングスは、直営店およびフランチャイズ店にて、コンビニエンスストアーチェーンの経営を全国展開しています。
主に、弁当などのファーストフードや食品および家庭用品を販売しています。
ファミリーマートがユニーグループを吸収合併して2016年9月に発足しました。
しばらくはユニーファミリーマートホールディングスという社名だったのですが、2019年に社名がファミリーマートとなりました。
ファミリーマートといえばファミマ。
一時期は1日3回くらい行っていました。ファミチキよりスパイシーチキンが好きでした。
そんなファミリーマート(8028)、現在の社員数は15,139人です。
現在の株価とPERは?
現在の株価は2,124円前後です。
取引単位は100株なので、21万円前後でファミリーマート(8028)の株を所有することが可能です。
うーん、20万円オーバーなので少し買うのに躊躇してしまいます。
もうちょっと安ければ初心者でも買いやすいんですけどね。
そして、ファミリーマート(8028)のPER(株価収益率)は、現在21.5倍です。
20倍前後なので普通〜少し割高といったところですね。
配当利回りと株主優待は?
配当利回りは、1.88%です。
普通ですね。
残念ながら高配当とまでは言えません。
そして、ファミリーマート(8028)の株主優待はありません。
過去の長期チャート
2011年ころからかなりしっかり上昇しています。
急騰し、2018年にピークを迎えて4,000円までタッチすると今度は一転急反落してしまっています。
直近1年のチャートはこちら
うーん、軟調ですね。
8月以降少し反発していますが、直近再び下げてしまっています。
そして今回のコロナショックでもう1段下げています。
ファミリーマート(8028)の売上高は?
FY2017からドーンと伸びています。
FY2018にさらに売上を上げましたが、FY2019には大きく落ち込んでいます。
ファミリーマート(8028)のEPS(1株当たりの利益)の推移です
うーん、FY2017以降はしっかり上昇しています。
今後に期待がもてそうです。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
こちらはしっかり右肩上がりです。
いい感じですね。
しっかり株主の価値を増大させています。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近7.98%です。
合格ラインの10%を切っています。
低いですね。こちらも今後に期待です。
流動比率は1.33倍です。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
ファミリーマート(8028)の今後をまとめると
全体的な数字はわるくはありませんでした。
ただ、ROEが低いのはマイナスポイントです。
個人的には、現時点で無理して投資する銘柄ではないと思いました。
日本株には他にも隠れた優良銘柄が探せばたくさんあります。
次、行きましょう。