大和証券グループ本社(8601)の今後の株価を予想・分析してみた

気になる日本株を分析・予測するコーナー。

ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

今回は大和証券グループ本社(8601)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。

大和証券グループ本社(8601)とはどんな会社?

大和証券グループ本社はグループ会社の支配・管理を行う持株会社です。
同社は証券業を中心に投資・金融サービスを提供しています。
主なサービスには有価証券やデリバティブの売買、売買の委任の媒介、引受けおよび売出し、募集および売出しの取扱いなどを含んでいます。
また、リサーチ・システム開発、保管サービス、アセットマネージメントなどの業務も行っています。

日本の大手証券会社5社の1角です。
(大和証券、野村證券、みずほ証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、SMBC日興証券)

大和証券といえば、以前渡辺謙さんのファンドラップのCMをよく見ました。

面白い目を引くCMですね。
(商品自体は手数料が高いのでまったくおすすめしませんが。)

そんな大和証券グループ、社員数は14,791人(連結)です。

現在の株価とPERは?

現在の株価は479円前後です。
取引単位は100株なので、5万円前後で大和証券グループ本社(8601)の株を所有することが可能です。

10万円以下で購入できる日本株です。
これだったら気軽で初心者にも嬉しいですね。
(以前は1,000株単位でしか購入できなかったので最低でも60万円近くかかっていました)

そして、大和証券グループ本社(8601)のPER(株価収益率)は、現在10.43倍です。
10倍前後なので割安の部類です。

配当利回りと株主優待は?

配当利回りは、4.13%です。
すごいですね! 日本株の中でのトップクラスの高配当です。

100万円預けたら1年後に41,300円もらえます。
毎年夫婦やカップルで近場の温泉旅行くらいだったら行けてしまいますね。

そして、大和証券グループ本社(8601)の株主優待は1,000株で毎年2回四季報がもらえます。

他にも名産品なども選べるようです。
気になる方は大和証券のIR情報をご覧下さい。

ちなみに100株ではなにももらえません。。

大和証券グループの過去の長期チャート

 

うーん、何度か波はありますが、方向感はないですね。

直近1年のチャートはこちら

 

軟調ですね。
2018年にジワジワ下げ、2019年に入りさらに下げが加速しています。
まだまだ底値が見えません。

大和証券グループ本社(8601)の売上高は?

 

うーん、キレイな右肩上がりではありませんが、直近売上高を更新しています。
よくはないですが、わるくもありません。

大和証券グループ本社(8601)のEPS(1株当たりの利益)の推移です

 

こちらはFY2014から右肩下がりです。
よくないですね。

BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう

 

こちらはしっかり右肩上がりです。
いいですね。

ROE(株主資本利益率)の推移はこちら

 

ROE(株主資本利益率)は直近8.7%です。
10%には届かないもののそこそこ健闘しているといえます。

大和証券グループ本社(8601)の今後をまとめると

4%超えの高配当は魅力です。
ただ、魅力はそれだけです。

他にいいところがありませんでした。

特に長期投資という点では無理して投資する銘柄ではないです。

日本株には他にも隠れた優良銘柄が探せばたくさんあります。

次、行きましょう。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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