気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回はT&Dホールディングス(8795)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
T&Dホールディングス(8795)とはどんな会社?
T&Dホールディングスは、太陽生命保険および大同生命保険、ティアンドディファイナンシャル生命保険によって設立された持株会社です。
当社は傘下の生命保険経営管理を行っています。
以下はWikipediaより引用
傘下の会社名の英語の頭文字(Taiyo Life&Daido Life)に絡ませつつも、「T」は挑戦である「Try」を、 「D」は発見である「Discover」をそれぞれ意味しており、挑戦と発見による価値の創造を通じて、人と社会に貢献するグループを目指している。
もともとは太陽生命と大同生命の頭文字で「T&D」だったんですね。
そんなT&Dホールディングス(8795)、現在の社員数は19,757人です。
現在の株価とPERは?
現在の株価は1,308円前後です。
取引単位は100株なので、13万円前後でT&Dホールディングス(8795)の株を所有することが可能です。
15万円以下で購入できる日本株です。
これなら投資初心者でも比較的に買いやすい価格です。
そして、T&Dホールディングス(8795)のPER(株価収益率)は、現在10.74倍です。
10倍前後なので割安のラインです。
配当利回りと株主優待は?
配当利回りは、3.06%です。
高配当とまではいえませんが、そこそこはある印象です。
そして、T&Dホールディングス(8795)の株主優待はありません。
過去の長期のチャート
リーマンショック以降、落ち込みそのまま低空飛行を続けています。
直近1年のチャートはこちら
2018年の11月から大きく下げています。
まるで崖のようです。
2019年1月に入り一旦反発していますがまだまだ警戒が必要です。
T&Dホールディングス(8795)の売上高は?
うーん、軟調です。
よくないですね。
T&Dホールディングス(8795)のEPS(1株当たりの利益)の推移です
こちらもFY2016からはパッとしません。
微妙ですね。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
同じくパッとしません。
FY2015から下げてしまっています。BPSが下げるということは株主の価値が下がっていくということです。
もちろん長期投資にとってマイナスポイントです。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
ROE(株主資本利益率)は直近6.92%です。
合格ラインの10%をしっかり超えられません。
パッとしませんね。
ちなみに売上高は日本が100%です。
T&Dホールディングス(8795)の今後をまとめると
パッとしませんでした。
無理して投資する銘柄ではないです。
同じ保険会社なら東京海上ホールディングス(8766)の方がよっぽど魅力的でした。
次、行きましょう。