使っていいのはたった5色だけ!プレゼン資料の作り方!配色のポイントとは?

今日は、プレゼンテーション資料の配色について。

よく様々な色を使った派手派手しいプレゼンテーション資料を見かけますが、そのような派手派手しいプレゼンテーション資料は、聞き手に、品雑で幼い印象を与えてしまいます。

このような印象を与えることは、プレゼンテーションにおいて致命的です。

説得力がなくなり、聞く価値がないと判断されてしまうこともあるでしょう。

プレゼン資料がプレゼン全体の印象を決める

人が印象を決めるのはたった3秒間です。

聞き手は、あなたが口を開く前に、資料を見ただけで、
あなたのプレゼンテーションの印象を決めてしまうのです。

一生懸命用意したプレゼンテーションも、
もし資料が派手派手なら、その資料を見ただけで、
聞き手に聞く価値がないと判断されてしまうということです。

まだ何も話していないのに。

非常にもったいないですよね。

そうならないためにも、プレゼンテーション資料は、
派手にならないように気をつけましょう。

使う”色”を限定する

派手にならないようにするポイントは、使う色を5色に限定することです。

・背景の色
・文字の色
・メイン色
・サブ色
・強調色

この5色を資料を作る前から決めておくのです。

そうすると、全体的に統一感のある
シンプルな資料になります。

以下は例です。
・背景の色:ベージュ
・文字の色:黒
・メイン色:青
・サブ色:グレー
・強調色:赤

スクリーンショット 2015-12-20 23.45.54

いかがでしょうか?

このように色をあらかじめ決めておくと、資料作りの際に色で迷うことなく、さらに、全体的に統一感のある資料となります。

“補色”は避ける

しかし、ここで注意が必要なのは、
補色の配色をしないこと。

補色とは、色相環で正反対に位置する関係の色の組合せのことです。

例えば、「赤 / 青緑」「橙 / 青」「黄色 / 青紫」など。

スクリーンショット 2015-12-20 23.51.34

これらの配色は、少ない色の組み合わせでも
派手な印象を与えてしまうことがあります。

また、ハレーションを引き起こして、
目がチカチカしてしまうこともあり、
聞き手に不快感を与えてしまうので、注意しましょう。

したがって、補色でない5色をテーマカラーに設定して、
プレゼンテーション資料を作りましょう。

そうすることが、聞き手に話をしっかりと聞いてもらうためには、重要なのです。

日下健史

日下健史プレゼンの鬼

投稿者プロフィール

大学院時代にプレゼンの重要性に気づき、独学でプレゼンを勉強開始。

その後、フォント、色など徹底的にこだわり、他の追随を許さないクオリティでのプレゼン術を身につける。

色のバランスを見極めるため、カラーコーディネーターの資格まで取得する徹底ぶり。

現在は会社員として働く傍ら、年間に何百人ものビジネスパーソンが参加するプレゼン勉強会を主催している。

シェアブログでは、誰でも簡単にできるプレゼンのポイントを紹介する。

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