
日本株でおトクな株主優待と配当を紹介するコーナー。
今回は壱番屋(7630)についてです。
壱番屋(7630) | |
何がもらえる? | 優待食事券 |
いつ買えばいい? | 2020年8月27日 2021年2月24日 (年2回) |
いくら買えばいい? | 約49万円 (100株) |
配当金は? | 8,000円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 2.04% |
壱番屋(7630)の株主優待の内容
まずは、壱番屋(7630)の株主優待の内容です。
壱番屋(7630)の株主優待は、カレーハウスCoCo壱番屋で利用できる食事券です。
保有株数が100株以上200株未満の場合、1,000円分(500円券2枚)。
200株以上1,000株未満の場合、2,000円分(500円券4枚)。
1,000株以上2,000株未満の場合、6,000円分(500円券12枚)。
2,000株以上の場合、12,000分(500円券24枚)がもらえます。
年に2回、2月末日と8月末日の株主に配布されます。
なお、優待券の発送は5月と11月のようです。
CoCo壱のポークカレーは1杯463円なので、毎年4回ポークカレーをタダで食べることができます。
カレー好きの人にとっては嬉しい優待ですね。
壱番屋(7630)とはどんな会社?
壱番屋は、カレーハウスCoCo壱番屋(ココイチ)を展開する会社です。
元々は、創業者夫婦 宗次徳二と妻の直美が、1974年(昭和49年)に開業した喫茶店「バッカス」が始まりでした。
そこで出していたカレーライスが好評だったことをきっかけに1978年(昭和53年)「カレーハウスCoCo壱番屋」を創業しました。
現在では、ハウス食品の傘下に入り、国内外に1,400店舗以上を展開しています。(参考:ウィキペディア)
壱番屋(7630)の株主優待はいくらでもらえる?
現在の壱番屋(7630)の株価は、4,945円(2020年8月時点)です。
100株だと「約49万円」で購入できます。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、実質、壱番屋(7630)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料837円がかかります。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
約49万円の投資で優待が年間2,000円相当ですから、優待利回りは0.41%です。
うーん、かなり少ないですね。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、2月末日と8月末日です。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようです。
実際の権利日は、2020年8月27日と2021年2月24日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができます。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、8月27日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の8月28日に現渡決済すればOKです。
2月は2月24日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の2月25日に現渡決済すればOKです。
壱番屋(7630)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合の壱番屋(7630)は魅力的かを見ていきましょう。
壱番屋(7630)の場合、配当利回りは1.63%です。
100株分、約49万円投資したら→年間約8,000円。
500株分、約245万円投資したら→年間約40,000円になります。
悪くはないですが、配当目的で投資をするほどではありません。
最後に壱番屋(7630)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは2.04%です。
優待内容が食事券なので、使い勝手はいいですよね。
ただ、必要投資額が高い割に、優待の額が少ないのが残念でした。
これなら、もっと配当利回りの良い株を買って、その配当金でココイチのカレーを食べた方が良さそうです。