
日本株でおトクな株主優待と配当を紹介するコーナー。
今回は東宝(9602)についてです。
東宝(9602) | |
何がもらえる? | ①映画割引券と ②映画招待券 |
いつ買えばいい? | 2020年8月27日 2021年2月24日 (年2回) |
いくら買えばいい? | 約35万円 (100株) |
配当金は? | 3,500円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 2.14% |
東宝(9602)の株主優待の内容
まずは、東宝(9602)の株主優待の内容です。
東宝(9602)の株主優待は、①映画割引券と②映画招待券です。
①映画割引券は、800円で映画を観ることができる券です。
②映画招待券は、タダで映画を観ることができます。
保有株数が100株以上500株未満の場合、①2枚。
500株以上1,000株未満の場合、①8枚。
1,000株以上2,000株未満の場合、②1シート(招待券6枚)。
2,000株以上3,000株未満の場合、②2シート(招待券12枚)。
3,000株以上5,000株未満の場合、②3シート(招待券18枚)。
5,000株以上10,000株未満の場合、②6シート(招待券36枚)。
10,000株以上20,000株未満の場合、②10シート(招待券60枚)。
20,000株以上30,000株未満の場合、②15シート(招待券70枚)。
30,000株以上50,000株未満の場合、②20シート(招待券120枚)。
50,000株以上100,000株未満の場合、②25シート(招待券150枚)。
100,000株以上の場合、②30シート(招待券180枚)がもらえます。
※映画招待券1シート:招待券6枚綴り
年に2回、2月末日と8月末日の株主に配布されます。
なお、優待券の発送は5月と11月のようです。
通常映画は大人1,800円なので、①の映画割引券は実質1,000円割引券ということになります。
また、仮に1,000株保有していた場合、1年間に12回も映画をタダで観ることができます。
映画好きの人には、たまらない優待ですね。
東宝(9602)とはどんな会社?
東宝株式会社(とうほう)は、映画・演劇の製作配給・興行や不動産賃貸を行う会社です。
元々は、阪神急行電鉄の小林一三によって、演劇、映画の興行を主たる目的で株式会社東京宝塚劇場が設立されたのが始まりでした。
東宝の名前は、この当時の名前「東京宝塚劇場」からきているようです。(参考:ウィキペディア)
東宝(9602)の株主優待はいくらでもらえる?
現在の東宝(9602)の株価は、3,540円(2020年5月時点)です。
100株だと「約35万円」で購入できます。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、実質、東宝(9602)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料430円がかかります。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
約35万円の投資で優待が年間4,000円相当ですから、優待利回りは1.14%です。
うーん、かなり少ないですね。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、2月末日と8月末日です。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようです。
実際の権利日は、2020年8月27日と2021年2月24日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができます。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、8月27日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の8月28日に現渡決済すればOKです。
2月は2月24日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の2月25日に現渡決済すればOKです。
東宝(9602)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合の東宝(9602)は魅力的かを見ていきましょう。
東宝(9602)の場合、配当利回りは1.00%です。
100株分、約43万円投資したら→年間約3,500円。
500株分、約215万円投資したら→年間約17,500円になります。
配当もかなり少ないです。
配当目的で投資するような銘柄ではありませんね。
最後に東宝(9602)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは2.14%です。
うーん、正直あまり魅力的な株主優待ではありませんでした。
ただ、以前は1,000株保有の株主からしか優待がもらえなかったのですが、現在は100株のみの保有でも映画割引券がもらえるようになったので、以前よりは手が出しやすくなったかもしれません。
気になる方はチェックしてみて下さい。
今後の株価動向が気になる方は、今井バフェットさんの記事も併せてご覧下さい。