
日本株でおトクな株主優待と配当を紹介するコーナー。
今回は松竹(9601)についてです。
松竹(9601) | |
何がもらえる? | 映画優待ポイントなど |
いつ買えばいい? | 2021年2月24日 2021年8月27日 (年2回) |
いくら買えばいい? | 約153万円 (100株) |
配当金は? | 無し |
優待と配当の合計利回り | 1.88% |
松竹(9601)の株主優待の内容
まずは、松竹(9601)の株主優待の内容です。
松竹(9601)の株主優待は、映画優待ポイントと演劇優待券です。
映画優待ポイントの場合、
保有株数が100株以上200株未満だと、80ポイント(映画8回分)。
200株以上300株未満だと、160ポイント(映画16回分)。
300株以500株未満だと、200ポイント(映画20回分)。
500株以800株未満だと、280ポイント(映画28回分)。
800株以1,000株未満だと、400ポイント(映画40回分)。
1,000株以上だと、480ポイント(映画48回分)がもらえます。
※ピカデリー新宿は1回20ポイント、3D映画は1回15ポイント。
演劇券の場合、
保有株数が300株以上500株未満だと、2枚。
500株以上800株未満だと、4枚。
800株以上1,000株未満だと、6枚。
1,000株以上1,500株未満だと、8枚。
1,500株以上2,000株未満だと、12枚。
2,000株以上だと、16枚がもらえます。
年に2回、2月末日と8月末日の株主に配布されます。
なお、優待券の発送は6月と12月のようです。
映画や演劇が好きな方にとっては非常に嬉しい優待だと思います。
松竹(9601)とはどんな会社?
松竹は1895年創業の映画、演劇の制作、配給、歌舞伎の興行を手掛ける会社です。
現在は、子会社のMOVIXを含めて全国に30以上の映画館を展開しています。(参考:ウィキペディア)
松竹(9601)の株主優待はいくらでもらえる?
現在の松竹(9601)の株価は、15,250円(2021年2月時点)です。
100株だと「約153万円」で購入できます。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、実質、松竹(9601)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料942円がかかります。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
映画の料金は1人1,800円ですから、1,000株の投資でもらえる優待映画ポイント(半年で映画8回分、1年で16回分)は、28,800円相当となります。
約153万円の投資で優待が年間28,800円相当ですから、優待利回りは1.88%です。
悪くはないですが、優待をもらうために146万円の投資が必要というのは、あまりにも高すぎます。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、2月末日と8月末日です。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようです。
実際の権利日は、2021年2月24日と2021年8月27日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができます。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、2月24日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の2月25日に現渡決済すればOKです。
8月は8月27日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の8月28日に現渡決済すればOKです。
松竹(9601)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合の松竹(9601)は魅力的かを見ていきましょう。
松竹(9601)の場合、残念ながら配当利回りは無いようです。
最後に松竹(9601)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは1.88%です。
うーん、利回り自体はそれほど悪い数字ではないですし、映画が年間16回もタダで観られるのはいいのですが、やっぱり優待をもらうために100万円以上の投資が必要というのは高すぎます。
これだと株価変動が気になって気軽に投資できません。
残念ですが、次にいきましょう。