
日本株でおトクな株主優待と配当を紹介するコーナー。
今回は江崎グリコ(2206)についてです。
江崎グリコ(2206) | |
何がもらえる? | グリコグループ商品詰め合わせ |
いつ買えばいい? | 2020年9月28日 (年1回) |
いくら買えばいい? | 約47万円 (100株) |
配当金は? | 6,500円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 1.60% |
江崎グリコ(2206)の株主優待の内容
まずは、江崎グリコ(2206)の株主優待の内容です。
江崎グリコ(2206)の株主優待は、グリコグループ商品詰め合わせです。
保有株数が100株以上500株未満の場合、1,000円相当。
500株以上1,000株未満の場合、2,000円相当。
1,000株以上の場合、4,000円相当がもらえます。
年に1回、9月末日に株を保有している株主に配布されます。
なお、優待券の発送は12月のようです。
優待の具体的な内容は、「ポッキー」「プリッツ」「ビスコ」「コロン」など、グリコの代表的なお菓子が詰合せで届くようです。
年に1回でもこれらのお菓子が届くのは嬉しいですね。
ただ、欲を言うと、もう少しもらえる優待の量が多いと嬉しいです。
江崎グリコ(2206)とはどんな会社?
グリコは、大阪に本社を置く製菓会社です。
道頓堀にあるグリコのネオンサインは有名で、今や観光スポット化しています。元々、1919年に、創業者である江崎利一がカキの煮汁からグリコーゲンを採取し、それをキャラメルの中に入れた栄養菓子「グリコ」を製作したことが始まりでした。
現在は、製菓業界で売上高1位となっています。代表的な商品には、「ポッキー」「プリッツ」「カプリコ」「コロン」「ビスコ」などがあります。(参考:ウィキペディア)
江崎グリコ(2206)の株主優待はいくらでもらえる?
現在の江崎グリコ(2206)の株価は、4,660円(2020年5月時点)です。
100株だと「約47万円」で購入できます。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、実質、江崎グリコ(2206)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料847円がかかります。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
約47万円の投資で優待が年間1,000円相当ですから、優待利回りは0.21%です。
うーん、かなり少ないですね。
取引手数料を入れると、ほとんど旨みはありません。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、9月末日です。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようです。
実際の権利日は、2020年9月28日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができます。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、9月28日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の9月29日に現渡決済すればOKです。
江崎グリコ(2206)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合の江崎グリコ(2206)は魅力的かを見ていきましょう。
江崎グリコ(2206)の場合、配当利回りは1.38%です。
100株分、約47万円投資したら→年間約6,500円。
500株分、約235万円投資したら→年間約32,500円になります。
残念ながら配当も少ないですね。
最後に江崎グリコ(2206)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは1.60%です。
優待も配当もかなり少ないです。
クロス取引(株主優待タダ取り)だと、手数料でほとんど優待と同じ額がかかってしまうので、意味がありません。
残念ながら優待や配当目当てで投資をするような銘柄ではないようです。