
日本株でおトクな株主優待と配当を紹介するコーナー。
今回はコクヨ(7984)についてです。
コクヨ(7984) | |
何がもらえる? | 自社商品 |
いつ買えばいい? | 2020年12月28日 (年1回) |
いくら買えばいい? | 約66万円 (500株) |
配当金は? | 3,900円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 3.41% |
コクヨ(7984)の株主優待の内容
まずは、コクヨ(7984)の株主優待の内容です。
コクヨ(7984)の株主優待は、ノートやファイル、シャープペンシル等のコクヨ製品詰め合わせです。
保有株数が500株以上1,000株未満の場合、3,000円相当。
1,000株以上の場合、6,000円相当がもらえます。
年に1回、12月末日の株主に配布されます。
なお、優待の配送は、翌3月のようです。
コクヨの文房具がもらえるのは嬉しいですね。
特に、小学生や中学生の子供がいる家庭には助かります。
コクヨ(7984)とはどんな会社?
コクヨは、大阪市に本社を置く、文房具の製造・販売を行なっている会社です。
元々、1905年に創業者 黒田善太郎が和式帳簿の表紙を製造する「黒田表紙店」を開業したことが始まりでした。
1917年に商標を「国誉」とし、さらに1961年に現在の「コクヨ株式会社」に変更しています。
主力製品としては、1975年から販売している「Campus(キャンパス)ノート」があり、これまでに累計約26億冊を出荷するほどのベストセラーとなりました。
現在、文房具メーカーとしては、国内2位となっています。
(出処:ウィキペディア)
コクヨ(7984)の株主優待はいくらでもらえる?
現在のコクヨ(7984)の株価は、1,318円(2020年10月時点)です。
500株だと「約66万円」で購入できます。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、コクヨ(7984)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料847円がかかります。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
約66万円の投資で優待が年間3,000円相当ですから、優待利回りは0.45%です。
66万円も投資をして、優待がたったの3,000円相当というのはあまりにも少なすぎます。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、12月末日です。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようです。
実際の権利日は、2020年12月28日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができます。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、12月28日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の12月29日に現渡決済すればOKです。
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
コクヨ(7984)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合のコクヨ(7984)は魅力的かを見ていきましょう。
コクヨ(7984)の場合、配当利回りは2.95%です。
100株分、約13万円投資したら→年間3,900円。
500株分、約66万円投資したら→年間19,500円がもらえます。
配当は悪くはないですね。
最後にコクヨ(7984)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは3.41%です。
優待がもらえるのは、500株以上保有している株主が対象なので、優待をもらうために約66万円もの投資が必要になります。
これはちょっと高すぎます。
いくら優待の内容が良くても、こういう銘柄には優待や配当目当てで投資するべきではありません。
次に行きましょう。