他人にお金をたくす行為は他人を信じる行為
- 2017/6/29
- お金の話
- 今井バフェットの1億円への道
あなたは他人を信じられますか?
あなたの友達が脱サラしてラーメン屋をやりたいとします。
そのとき、あなたが必死に貯めてた300万円を出資(借金じゃないよ)してほしいといわれたら、あなたはどうしますか。
これは他人を信じる投資です。
みなさん、こんなことを聞くのではないでしょうか?
場所はどこか?
競合はどこか?
販売価格は?
原価は?
、、、、、
そうした上で少しでも力になりたい友達なら出せる範囲で出資する。
(いや、しないかもしれない)
投資って結局、他人を信じる行為だと思います。
お金が絡んでるのでこれほど人間性がでる行為ってない。だから面白いのかもしれません。
僕が勧める長期投資も同じです。
配当は年どのくらいなのか?
設立から何年たっているのか?
借金はどのくらいしているのか?
売り上げに対して株価は過剰に評価されていないか?
売り上げは増えているのか?
などなどを自分のフィルターを通して見て、大切なお金を預ける。
そこには、他人を信じるという行為があります。
結婚だってそうです。
この人のこことここが好きだからつきあってみる。一緒にいる。
年収が高かったのかもしれないし、顔がよかったのかもしれない、それか一緒にいて楽しいか面白いかもしれない。
結婚の場合、人生でお金よりも大事な時間を投資します。
その時間を投資しても見返りはない。
でも、他人を信じる。
お金を自分だけで持つという人は、他人を信じれない人ということでしょうか。
もちろん一定の貯金は必要ですが、貯めるだけ貯めて、自分のために消費して死んでいく。
一方、投資で多くの資産を気づいた人はまったく逆のことをします。
稼いだお金を他人を信じてたくさん投資する。それが自分に返ってきてさらにお金が入ってくる。
最後に自分だけではなく誰かのために寄付をする。
短期の値上がりだけを期待して利ざやを得るデイトレーダーは誰も信じていないから尊敬を受けないのかもしれません。
「投資は賤しい。汗水たらして働いて得たお金こそ美しい。」こんな考えはまだまだ日本に根づいています。
日本に投資が広まる突破口はこういった「他人を信じる」というところにあるのかもしれません。
お金を、他人を信じるツールとして使い、最後も他人のために使います。
お金は、使いかた次第でどのようにでもなるものです。
投資について考えれば考えるほどお金の使い方についても考えるようになりました。
あなたはなにを、誰を信じますか。