ビザ(V)の今後の株価を予想・分析してみた

気になるアメリカ株を分析・予測するコーナー。

ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

今回はビザ(V)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。

ビザ(V)とはどんな会社?

ビザはクレジットカード会社です。
小売り電子決済ネットワークの運営、国際的な金融サービスに従事しています。
金融機関、販売業者、消費者、企業、政府機関などが相互に行う決済ネットワークやデータ転送サービスを通じて国際的な商取引を提供しています。

あのクレジットカードで有名なVISAです。
持っている方も多くいるかと思います。

社員数は11,300人です。

現在の株価とPERは?

現在の株価は98.25ドル前後です。

そして、ビザ(V)のPER(株価収益率)は、現在30.93倍です。
30倍超えは、結構割高ですね。

配当利回りは?

配当利回りは、0.67%です。
ほとんど配当はないんですね。

ビザ(V)の長期のチャート

ビザ長期チャート1009

長期でしっかり上昇トレンドです。すごいですね。
日本株ではなかなか見られないキレイなチャートです。

直近3年のチャートはこちら

ビザ短期チャート1009

こちらもキレイな上昇トレンドです。
こういった投資が報われるチャートっていいですね!

ビザ(V)の売上高は?

ビザ売上高1809

キレイな右肩上がりです。
うーん、キレイですね!

ビザ(V)のEPS(1株当たりの利益)の推移です

ビザEPS1809

こちらもキレイな右肩上がりです。
EPSの伸びとしては理想的です。素晴らしい。

BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう

ビザBPS1809

こちらはFY2015までは右肩上がりだったのですが、その後少し落ちています。
でも、わるくはないです。

ROE(株主資本利益率)の推移はこちら

ビザROE1809

直近のROEは21.01%です。
ものすごく優秀ですね。
合格ラインである10%を優に超えています。
過去のROEを見ても軒並み優秀です。
素晴らしいです。優良企業と一目でわかる数字ですね。

流動比率は1.78倍です。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。

ちなみに売上高比率は以下です。

ビザ売上高比率1809

アメリカが半分、その他は世界中に幅広く展開しています。
VISAのクレジットカードは世界中どこでもつかえますもんね。

ビザ(V)の今後をまとめると

PERは高めでほとんど配当もないので「どうだかなー」と思いました。
しかし、その他の数字は超優秀です。
特に売上高、EPSが素晴らしかったです。
もちろんROEも優秀!

かなりの良い銘柄です。
ただ、いい銘柄ということは認識されており、決して割安ではないのでその点は注意です。

VISAの株は、「本当にいいものをそれなりの価格を払う」というイメージです。
なかなか価格は落ちないかもしれないので、少しずつ買っていき、その価格をベンチマークにそれより下がったら買い増すなどの戦略をとっていってもいいかもしれません。

高PERで低配当なのですが、僕も個人的にほしいくらいです。
アメリカ株ってこんなすごい銘柄がゴロゴロあるんですね。あっぱれです。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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