
日本株でおトクな株主優待と配当を紹介するコーナー。
今回は東武鉄道(9001)についてです。
東武鉄道(9001)の株主優待の内容
まずは、東武鉄道(9001)の株主優待の内容です。
東武鉄道(9001)の株主優待は、①優待乗車証と②優待券セットです。
①優待乗車証は、1枚で東武鉄道全線に1回乗車可能な回数券式の券です。
保有株数が100株以上200株未満の場合、年間2枚(3月のみ)。
200株以上600株未満の場合、年間4枚(3月と9月)。
600株以上1,000株未満の場合、年間12枚(3月と9月)。
1,000株以上2,000株未満の場合、年間20枚(3月と9月)がもらえます。
※2,000株以上についてはこちらをご覧ください。(長期保有特典あり)
②優待券は、東武動物公園や東武百貨店などの割引券がセットになっています。
詳しい内容はこちらから
保有株数が100株以上200株未満の場合、年間1冊(3月のみ)。
200株以上の場合、年間2冊(3月と9月)がもらえます。
東武鉄道(9001)とはどんな会社?
東武鉄道は、東京都・埼玉県・千葉県・栃木県・群馬県の1都4県に、総営業キロ数463.3kmに及ぶ鉄道路線を有する大手私鉄です。
現在では、東武百貨店や東武動物公園、東武ワールドスクエアなどのレジャー施設も展開しています。
(参考:ウィキペディア)
東武鉄道(9001)の株主優待はいくらでもらえる?
現在の東武鉄道(9001)の株価は3,720円(2020年3月時点)です。
100株だと「約37万円」で購入できます。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、東武鉄道(9001)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料340円がかかります。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
例えば、浅草から東武日光へ行く場合、片道運賃が1,358円なので、年間2,716円得することになります。
約37万円の投資で年間2,716円相当の優待がもらえるので、優待利回りは0.73%です。
金額としてはちょっと物足りないですね。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、3月末日と9月末日です。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようです。
実際の権利日は、2020年3月27日と2020年9月28日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができます。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、3月27日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の3月30日に現渡決済すればOKです。
9月は、9月28日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の9月29日に現渡決済すればOKです。
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
東武鉄道(9001)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合の東武鉄道(9001)は魅力的かを見ていきましょう。
東武鉄道(9001)の配当利回りは1.08%です。
100株分、約37万円投資したら→年間4,000円。
500株分、約185万円投資したら→年間20,000円がもらえます。
配当も少ないですね。
配当の基準日は?
東武鉄道(9001)の配当の基準日は3月末日と9月末日です。
実際の権利確定日は、2020年3月27日と2020年9月28日なので、この日に株を保有していると配当がもらえます。
最後に東武鉄道(9001)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは1.82%です。
物足りないですね。
ただ、株主優待としてもらえる優待券セットは、東京スカイツリーの展望デッキや東武動物公園、東武ワールドスクエアなどの割引券がセットになっているので、これらの割引額を積み上げていくとなかなかの利回りにはなるかもしれません。
普段から、これらの施設をよく利用される方には良いと思います。
けどやっぱり、こういった割引券のセットって、どうしても使い切ることができないんですよね。
使い勝手、利回りを考えても、個人的にあまり欲しいとは思いませんでした。