EVとか電気自動車とか騒いでて本当に大丈夫?データを見て分かる真実
- 2018/1/3
- ビジネス
あけましておめでとうございます。
堀場です。
本年もよろしくお願いします。
今後、2020年に向けて、大学入試の英語試験は、現在の「読む」「聞く」の評価に加えて、「話す」「書く」技術を評価するものに変わると言われています。
例えば、以下のような問い(実際にはもっと簡単なテーマだけど)に対し、30秒で考え1分で口頭で答える問題が出題されます。
「今後は、より電気自動車が広まる政策を日本政府はすすめるべきである。賛成か反対か?」
英語力が問われる試験なので、内容は点数にはカウントされないようですが、ここで、「賛成。環境に良いから。」という短絡的な回答は少し残念ですよね。
EV(電気自動車)は本当に環境に良いのか?
例えば、今、EV(電気自動車)、EV(電気自動車)と騒がれているが
本当にEV(電気自動車)は環境に良いのでしょうか?
さくっとググるとこんなデータが出てきます。
HEV(ハイブリッド)、PHEV(プラグインハイブリッド)、BEV(全バッテリ電気自動車)でみると、PHVはEVに対して優位となっているのが分かります。
そう、発電して送電する過程で、二酸化炭素は発生するし、火力で発電すれば、それは必ずしも温暖化ガスを減らすことにならない可能性があるのです。
なぜ中国はEV(電気自動車)を推進するのか?
現在中国は、EVを推進するような政策を掲げていますが、なぜ中国はEVを推進するのでしょうか?
全部原子力でやっていて本当に環境のことを考えているのでしょうか?
よく、北京のガスってる写真が出てきますが、昔どっかの首相が、そんなにいうならこれをふりかけにして食えとなかんとかいって、ディーゼルの開発が遅れたことが思い出されます。
このサイトを見ると、中国は、67%が火力でそのほとんどが石炭だそうです。
たくさん石炭とれるから。
さて、これを踏まえても、本当に環境のことを考えていると言えるのでしょうか?
ルールを変えることが目的
自動車会社は、内燃機関の技術であの業界のピラミッド構造を維持しています。
要するに既得権益を持っているということ。
中国の場合、海外メーカーと合弁で企業を作ってみたものの、これは技術的に追いつくのは無理だ、そう思ったのではないでしょうか。
もしそうだとしたらあなたならどうするでしょうか?
そう、ゲームのルールを変えればいいのです。(ちなみにこういう政治が日本人はものすごく弱い)
電気自動車にしてしまえば、今一度、今までの技術の累積をなしに、ゼロベースでよ~いどんで勝負できる。
そりゃ、EVいいよ!と推進しますよね。
理想とする回答
そうすると、「日本政府はEVに対して積極的に推進すべきではない。
中国がEV推進しているのは、技術的な差異をうめる政治的理由からだ。
環境面でみても、石炭火力に7割近く依存している状態でEV化は本当に環境のためだろうか?
蓄電池はリサイクル上の課題もある。
上記を考慮すると慎重な姿勢が臨まれる。」
な~んて答えられる人がいたら良い点数をあげたいなと思うわけです。