
日本株でおトクな株主優待と配当を紹介するコーナー。
今回は東海旅客鉄道(9022)についてです。
東海旅客鉄道(9022) | |
何がもらえる? | 優待割引券 |
いつ買えばいい? | 2021年3月29日 (年1回) |
いくら買えばいい? | 約161万円 (100株) |
配当金は? | 15,000円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 0.99% |
東海旅客鉄道(9022)の株主優待の内容
まずは、東海旅客鉄道(9022)の株主優待の内容です。
東海旅客鉄道(9022)の株主優待は、片道乗車券、特急券、急行券、グリーン券が1割引きとなる優待割引券です。
保有株数が100株以上1,000株未満の場合、100株ごとに1枚。
1,000株以上10,000株未満の場合、10枚+1,000株超過分200株ごとに1枚。
10,000株以上20,000株未満の場合、55枚+10,000株超過分300株ごとに1枚。
20,000株以上50,000株未満の場合、100枚
50,000株以上100,000株未満の場合、250枚
100,000株以上の場合500枚がもらえます。
例えば、東京から新大阪に行く場合、片道乗車券が8,750円なので、優待券を利用すると875円得することになります。
優待は、年に1回、3月末日時点の株主に配布されます。
なお、優待の発送は5月下旬です。
東海旅客鉄道(9022)とはどんな会社?
東海旅客鉄道は、1987年に日本国有鉄道(国鉄)新幹線総局・静岡局・名古屋局から鉄道事業を引き継いだ旅客鉄道会社の一つです。
東海道新幹線を軸として東海地方の大部分および南関東地方・甲信地方・近畿地方と富山県のそれぞれ一部に路線を持ちます。
本社は愛知県名古屋市と東京都港区。
通称はJR東海。
コーポレートカラーはオレンジ色。
東証・名証一部上場企業。
日経225(日経平均株価)およびTOPIX Core30の構成銘柄の一社です。(参考:ウィキペディア)
東海旅客鉄道(9022)の株主優待はいくらでもらえる?
現在の東海旅客鉄道(9022)の株価は、16,125円(2020年5月時点)です。
100株だと「約161万円」で購入できます。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、東海旅客鉄道(9022)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料932円がかかります。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
約161万円の投資で年間約875円得する(東京から新大阪の片道乗車券を優待を利用して購入した場合)ので、優待利回りは0.05%です。
これならもはや無いと同じですね。
そもそも優待をもらうために150万円以上の投資が必要というのは高すぎます。
普通のサラリーマンでは手が出せません。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、3月末日です。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようです。
実際の権利日は、2021年3月29日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができます。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、3月29日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の3月30日に現渡決済すればOKです。
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
東海旅客鉄道(9022)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合の東海旅客鉄道(9022)は魅力的かを見ていきましょう。
東海旅客鉄道(9022)の配当利回りは0.93%です。
100株分、約161万円投資したら→年間15,000円。
500株分、約805万円投資したら→年間75,000円がもらえます。
配当も少ないですね。
配当の基準日は?
東海旅客鉄道(9022)の配当の基準日は3月末日と9月末日です。
実際の権利確定日は、2020年9月28日と2021年3月29日なので、この日に株を保有していると配当がもらえます。
最後に東海旅客鉄道(9022)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは0.99%です。
うーん、全く良くないですね。
必要投資額も高いし、利回りも低いしで良いところ無しです。
もっと良い銘柄は沢山あるので、次に行きましょう。
東海旅客鉄道の株価の動向が気になる方は、今井バフェットさんの記事も併せてご覧下さい。