インカムゲインとは何かを知ってると一気に富裕層に近づく

株を購入するときにみるべき経済指標を説明しています。

今日見るのはインカムゲインについて。

インカムゲインとは、配当利回りのことです。

配当利回りとは、購入した株価に対し、1年間でどれだけの配当を受けることができるかを示す数値です。
計算式は、以下のようになります。
配当利回り(%)=1株当たりの年間配当金額÷1株購入価額×100

SMBC日興証券HP

例えば、100万円の株を買ったとして、年間1万円を受け取るとしたら、配当利回りは1%です。

株をやってる人では当たり前でもやってない人にとってはとても意外なことの一つにこの「配当」というものがあります。

株は、購入するとその値上がりや値下がりで「儲けた」「損した」とやっているだけだと思っている人が多いかと思うのですが、それ以外にも毎年年間で数回「配当」というカタチで株主に利益を還元しているんです。

株の値上がりで儲けることをキャピタルゲインといい、この配当でもうけることをインカムゲインといいます。

 

僕は株はあくまで長期投資をすすめています。
なぜなら、短期でみて株は上がったり下がったりしますが、長期でみると優良企業は過去最高収益を記録しつづけ、株価も上昇しつづけているからです。

ここに、配当という概念を加えることで長期にわたり株の上げ下げに関わらずインカムゲインを受け取り続けることができます。

配当こそが富への源泉

アメリカのジェレミー・シーゲル博士は株式投資においてはこのインカムゲインこそが富への源泉であると指摘しています。

この配当利回りは高ければ高いほどいいです。
ただ、あまりに高すぎる(8%を超えるくらい)ものは株価そのものが企業収益の悪化などにより下げているだけという影響もありますので十分注意が必要です。
つまり分母である株価がただ下げているから配当利回りが一時的に増えているだけということ。

一方、フェイスブックなど成長期にあるベンチャー企業などでは配当利回りがまったくないというところもあります。

これは、企業のあまったお金を株主に還元するのではなく、新規事業など別のことにつかってさらなる発展を遂げようとするものです。
それはそれで素晴らしいことですが、個人的に配当金をつかってその株を買うという雪だるま式の投資が好みなので配当金がない株は検討リストには入りません。

また、日本株だと、配当はなくその企業の割引券など株主優待でごまかすところもありますが、こういった企業も僕は基本的には検討リストには入りません。
(買うとしてもはじめから使う優待目的で10万円〜20万円までしか出せません)

配当利回りの個人的感度

一般的に4%をこえるとかなりいい。
逆に5%をこえると怪しい。
3%以上から検討したいかなと思います。

あなたの気になる株の配当利回りは何%ですか?

アメリカ株はこちらで、株価を分析していますのでよければぜひご覧ください。

日本株に長期投資をしてみたい方はこちらをどうぞ。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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