気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回はオリエントコーポレーション【8585】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
オリエントコーポレーションとはどんな会社?
オリエントコーポレーションは、クレジットカード、個品割賦購入、信用保証融資などを行っています。
自動車ローンを中心にクレジットカードの発行も行っています。
通称「オリコ」です。
オリコてオリエントコーポレーションの略だったのですね(はじめて知りました)
あのマーク、一度は見たことがあると思います。
以下はWikipediaより引用
信販業界大手4社の一角を成し、販売信用・オートローンは業界トップである。
特にオートローンでは最短30分程度で契約可否を行う審査ノウハウと、中古車ディーラーに営業社員を訪問させるフォロー体制があり、他社に1歩抜きん出たシェアを有する。
2007年11月には楽天KCから旧国内信販事業のオートローン事業やショッピングローン事業等を譲受した。
クレジットカードの有効会員数は2017年3月末時点で1,017万人だそうです。
そんなオリエントコーポレーション、現在の社員数は4,456人です。
現在の株価は?
現在の株価は173円前後です(2018年3月)。
オリエントコーポレーションのPER(株価収益率)は、現在19.93倍。
こちら20倍前後なので適正です。割高でも割安でもないといったところ。
配当利回りは、1.16%です。
日本株の中では普通です。高配当でもないですが、少しはあるといったところです。
オリエントコーポレーションの長期チャート
過去を見ると2度の大きな山があり、現在は安値圏を推移しています。
ちなみに、上場来最高値はバブル期1989年の4,040円です。
最安値は2010年の58円です。
直近1年の短期チャート
軟調ですね。右肩下がりにじわじわと下げてきています。
オリエントコーポレーションの売上高は?
V字です。理想的な右肩あがりとはほど遠いです。
オリエントコーポレーションのEPS(1株当たりの利益)の推移です。
こちらもFY2014から右肩さがりです。よくないですね。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。
こちらはマイナスからの右肩上がりです。
マイナスだったことを良しとするのかどうか判断が難しいです。
そして、直近のROE(株主資本利益率)は17.81%です。
こちらはかなりいい数字ですね。
ただ、これだけでは長期投資にゴーサインは出せません。
オリエントコーポレーションの今後をまとめると
各数字の推移を見てみるとよくはありませんでした。
無理をして投資をする銘柄でもないでしょう。
日本株には他にもいい銘柄がたくさんあります。
次、見ていきましょう。