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割安株投資のポイントは「待ち」の姿勢を貫くこと。細かい変化は気にしない。
- 2018/3/12
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- サラリーマン投資家の日本株投資日記

おはようございます。
ミスターワタナベです。
もう少しずつ春の陽気になってきましたね。
この週末は暖かかったので、思わず春服を買ってしまいました。
株で勝っている時には、買い物をすると少し気が大きくなるものですが、今は負けに負けているので、少しだけ後ろめたさを感じながら買い物をしました。
しっかりと勝って買い物を楽しみたいですね。
先週の日経平均終値(前日比)
それでは、先週の日経平均の動きを見ていきましょう。
3/5(月)
21,042.09(-139.55)3/6(火)
21,417.76(+375.67)3/7(水)
21,252.72(-165.04)3/8(木)
21,368.07(+115.35)3/9(金)
21,469.20(+101.13)
先週は、またしてもトランプ大統領の言動とその周囲の動きに金融市場が振り回されることとなりました。
まず、前週のトランプ大統領の関税発言による先行きの不透明感から、月曜日は下落してのスタートとなりました。
その後、火曜日は、トランプ大統領がツイッターで「鉄鋼とアルミへの関税は、新しく公正な北米自由貿易協定が署名された場合に限り解除する」と投稿。
関税引き上げはNAFTAの合意を引き出すための取引だとにおわせるこの発言により、早急な関税引き上げへの懸念がやや和らぎ、株価はその値を戻す動きとなりました。
ただ水曜日の朝は、米国家経済会議のコーン委員長が辞任を表明。
コーン氏は、鉄鋼やアルミの輸入制限に反対する国際協調派だっただけに、コーン氏が辞めると、米政権が保護主義に傾斜するという懸念が強まり、株安が進みました。
木曜日には、トランプ米大統領が、鉄鋼とアルミニウムの輸入制限を命じる文書に署名。
ただし、カナダとメキシコを当面猶予するなど「すべての国に一律に関税を適用する」との従来の態度を軟化させ、貿易摩擦への懸念がやや後退しました。
これによって、週後半の日経平均株価は続伸しました。
こう振り返って見ると、昨年のトランプラリー以降、終始私たちはトランプ大統領に振り回されているのだということが分かりますね。
米雇用統計の結果はどうだったか?
さて、先週金曜日は、毎月初の恒例イベント、米雇用統計の発表でした。
結果はというと、非農業部門の雇用者数の伸びは前月比31万3000人と市場予想の約20万5000人を大きく上回わりました。
一方、平均時給の前年同月比の上昇率は前月から縮小。
物価の急速な上昇への警戒感が和らいだこと、そして、10年物国債利回りの上昇も限定的だったことから、投資家の中では、安心感が広がっています。
これの結果を受けて、9日の米株式市場でダウ工業株30種平均は前日比440ドル53セント高と大幅続伸。
併せて、日経平均先物、ADRの主要銘柄も上昇しました。
月曜日以降の日本株は期待できるかもしれません。
SUBARU株の今後の動向は?
次に、私が保有する個別銘柄を見てみましょう。
まずは、SUBARU(7270)です。
先週株価は大きく下げ、一目均衡表(日足)の雲の下の方を這っている状態です。
これを下に抜けると再び下降トレンドとなりそうですが、為替の円高もひと段落といった感じなので、今週はなんとか再び上昇してほしいものです。
ただ、指標でいうと、PERは13.51倍、配当利回りは3.96%とかなり良い水準です。
また、今年は、スバルが北米発売する大型SUV「アセント」と、世界中で人気を誇る中型SUV「フォレスター」の新型がそれぞれ発売されると言われています。
これらのことからも、SUBARUについては、目先の動きにとらわれずに、しばらく待っていたら、確実に上昇する銘柄な気がしています。
KDDIはどうなった?
SUBARUよりも心配な銘柄がKDDI(9433)です。
先週は下値が重く、やや反発する動きとなりましたが、こちらも一目均衡表(日足)で見てみると、典型的な下げトレンドを形成しています。
また、気になるのが、上に広がる分厚い雲。
テクニカル的に言うと、しばらく正念場が続くかもしれません。
ただ、3月は株主優待と配当の割当基準日です。
現在の株安で優待と配当の合計利回りは4.5%以上。
もしかしたら、この優待と配当目当ての買いが入ることが期待できるかもしれません。
少なくても私は、3,000円以上に戻らない限り売りません。
ただ、中期で見ると、確実に値を戻すと信じています。
三井住友FGがいつの間にか下げトレンド?
次に三井住友FG(8316)です。
こちらは、先週も下げ。
いつの間にか、こんな下げトレンドを形成していました。
次の抵抗らしい抵抗を見てみると、4,400円あたりにある52週移動平均線でしょうか。
ただ、こちらも指標を見ると、PERは8.5倍とかなりの低水準です。
配当利回りも3.5%を超えています。
三井住友も当分はキープですね。
再び5,000円台に乗せるまで売るつもりはありません。
「待ち」の姿勢が大事?
今発売されている日経マネー4月号で、大和住銀投信の苦瓜さんのこんなコメントが載っていました。
「割安株投資のポイントは、基本待ちの姿勢を貫くこと。細かい変化は気にしない。」
なかなか勇気付けられる言葉です。
割安株で利益を出すなら、短期の動向を気にするのではなく、悪材料による大きなトレンドの変化が無いかということに注意して、あとはどしっと構えて「待つ」ことが大事ということですね。
みなさんも私と同じ投資スタイルの人には、苦しい時期が続いていると思いますが、しっかりと選別した割安株なら、確実に上昇する時がくるはずです。
それを信じて耐えましょう。
それでは、今週も頑張りましょう。
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現在の保有株
7261 マツダ
3543 コメダ
3196 ホットランド
7270 SUBARU
9433 KDDI
8316 三井住友FG
3197 すかいらーく
現在の保有投資信託
三菱UFJ国際-eMAXIS NYダウインデックス
ニッセイ-ニッセイ日経225インデックスファンド
保有資産
現金残高:58,507円
株式:3,570,450円
投資信託:787,276円
計:4,416,233円
今週の主なイベントはこちらです。
3月12日(月)
1~3月期法人企業景気予測調査=8時50分
◆決算発表=シーズHD(4924)米2月財政収支=13日3時
米3年国債入札
米10年国債入札3月13日(火)
2月国内企業物価指数=8時50分
1月第3次産業活動指数=13時30分
5年国債入札
◆決算発表=サンバイオ(4592)米2月消費者物価=21時30分
米30年国債入札3月14日(水)
1月機械受注=8時50分
1月22、23日開催の日銀金融政策決定会合議事要旨米2月小売売上高=21時30分
米1月企業在庫=23時
中国2月小売売上高=11時
中国2月鉱工業生産=11時
中国2月都市部固定資産投資=11時3月15日(木)
2月首都圏新規マンション発売=13時
20年国債入札
◆新規上場=神戸天然物化学(6568)NZ10~12月期GDP=6時45分
米2月輸出入物価=21時30分
米3月NY連銀製造業景気指数=21時30分
米3月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数=21時30分
米3月NAHB住宅市場指数=23時
米1月対米証券投資=16日5時
◆決算発表=アドビシステムズ、ダラー・ゼネラル、ブロードコム3月16日(金)
◆新規上場=日総工産(6569)、フェイスネットワーク(3489)米2月住宅着工件数=21時30分
米2月建設許可件数=21時30分
米2月鉱工業生産・設備稼働率=22時15分
米3月ミシガン大学消費者マインド指数=23時
◆決算発表=(米国)ティファニー(中国)中国建築国際出処:SBI証券