日本株・アメリカ株を買うときに必ずチェックすべきPERとは?
- 2016/1/26
- 資産運用
株をはじめて購入しようとする人、いますよね。
そんな方によく聞かれるのが「どうやって株を選べばいいですか?」というもの。
国内外を問わず、多くの銘柄があり、どれを買えばいいのか迷ってしまうと思います。
そんな中、一つの重要な指標「PER」について説明します。
PERとは株価の収益率のこと
Price Earnings Ratioの略称で和訳は株価収益率。株価と企業の収益力を比較することによって株式の投資価値を判断する際に利用される尺度である。時価総額÷純利益、もしくは、株価÷一株当たり利益(EPS)で算出される。例えば、株価が500円で、一株当たり利益が50円ならば、PERは10倍である。
野村證券HPより
一般的にPERは低ければ低いほど「お買い得」です。
PER100倍や200倍の企業よりも、10倍や5倍の企業の方がお買い得ということ。
ざっくり説明します。
ラーメン屋「シェアブログ」があるとします。
このラーメンの純利益は年間で100万円。
その時にこのラーメン屋「シェアブログ」をいくらで買収するか?
100万円で買収するとすれば、PERは1倍です。
理論的には100万円で買収して、1年後にはその買収額の100万円を稼げてしまうということです。
一方、買収額が1000万円ならPERは10倍ということ。
10年経ってはじめて買収額分をそのラーメン屋が稼ぎだすということです。
100倍など、高すぎるPERは期待が大きすぎるので危険
日本企業の平均PERは20倍前後と言われています。
極端に高すぎるPERは、「期待が大きすぎる」株ということ。
それ以上の成長を見せるのであればいいのですが、期待にとどかないとすると高い株価をつかまされることにもなりかねません。
僕はPER20倍以下。
さらに、安全で10倍以下のPERをすすんで買うようにしています。
あなたの欲しい株のPERは何倍ですか。
しっかりチェックしましょう。