未来を予言してしまう一目均衡表とは?【おすすめテクニカル分析】

今日は一目均衡表について。はじめてテクニカル分析に触れる方を対象にわかりやすく説明していきます。

一目均衡表は僕が大好きなテクニカル分析の一つです。

そもそも一目均衡表とは

一目均衡表とは時間の流れとバランスを重視したテクニカル指標です。
一目山人(本名:細田悟一)という日本人によって考案されました。

一目に解説をするとそれだけで1冊の本が掛けてしまうくらい奥が深いです。


こんな本もあります。

 

今日はその中でもとくにポイントとなる「雲」について解説をします。

習うより慣れよ、ということでさっそく最近の日経平均株価をつかって一目均衡表を見ていきましょう。

 

チャート上のグレーのものが一目均衡表の雲

一目均衡表とは

チャートの上のあたりにグレーの雲のようなものがあるの、わかりますか?

これが一目均衡表の雲です。

この雲の位置と厚さで相場のバランスを把握します。

一目均衡表が素晴らしいのは、他のテクニカル分析と違い、数日先の未来までしっかりとチャート上のパワーバランスを表示しているところです。

雲で抵抗の位置と強さを測れる

実際にこのチャート上では雲が上にあります。
これは、抵抗が上にあるということ。

一般に株価が上昇したときにこの雲が抵抗となって下げることがよくあります。

また、雲の厚さは抵抗の強さを示します。
一般的に雲が厚ければ厚いほど抵抗が強いということ。

このチャートではそこまで雲が厚くないので抵抗はそこまで強くありません。
なので、抵抗はあるが株価が上昇すればあっけなく抜けてしまうこともあり得るということ。

未来の急変を予測?一目均衡表の謎「ねじれ」とは?

一目均衡表の雲は先行スパン1と先行スパン2という線で形成されているのですが、この線の位置が逆転し、雲がねじれたような状態になることがあります。

これを雲のねじれといい、なにか(不吉なことが)起こる前兆をつげるといわれています。

実際に最近でも雲のねじれが起きていますね。ねじれのポイント直後に急落しています。

雲のねじれ

ねじれは必ずあたるというわけではありませんが、注意をしてみてみると面白いです。

一目均衡表、突き詰めると奥が深いです。

ちなみにこのチャートはマネックス証券で口座を開設すると無料で使えます。

一目均衡表、興味がある方は文献やウェブなどでいろいろ調べてみてください。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

この著者の最新の記事




スクリーンショット 2018-05-05 21.47.24







アーカイブ




ページ上部へ戻る