
日本株でおトクな株主優待と配当を紹介するコーナー。
今回はパイロットコーポレーション(7846)についてです。
パイロットコーポレーション(7846) | |
何がもらえる? | 自社商品 |
いつ買えばいい? | 2020年12月28日 (年1回) |
いくら買えばいい? | 約31万円 (100株) |
配当金は? | 5,500円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 2.32% |
パイロットコーポレーション(7846)の株主優待の内容
まずは、パイロットコーポレーション(7846)の株主優待の内容です。
パイロットコーポレーション(7846)の株主優待は、パイロット商品です。
具体的には、①実用筆記用具セット(1,700円相当)、②株主限定仕様の高級筆記具(10,000円相当)がもらえます。
保有株数が100株以上1,000株未満の場合、①1セット。
1,000株以上の場合、①と②がそれぞれ1セットずつもらえます。
年に1回、12月末日時点の株主に配布されます。
筆記用具は日頃からよく使う物なので、優待としてもらえるのは嬉しいですね。
パイロットコーポレーション(7846)とはどんな会社?
パイロットコーポレーションは、筆記具や手帳などのステーショナリー事業を主軸に、「メルちゃん」シリーズで知られる幼児玩具を製造・販売を行っている企業です。
元々、1918年に東京高等商船学校教授の並木良輔が、株式会社並木製作所を設立して創業したのが始まりでした。
1938年にパイロット萬年筆株式会社に、1989年に株式会社パイロットに商号を変更しています。2002年1月には、株式会社パイロット、パイロットインキ株式会社、パイロットプレシジョン株式会社のグループ3社が共同株式移転を行い、持株会社の株式会社パイロットグループホールディングス(現在の法人)を設立して、純粋持株会社制に移行しました。
2003年に、株式会社パイロットグループホールディングスが株式会社パイロットを吸収合併したうえで、株式会社パイロットコーポレーションに商号変更し、事業持株会社に移行。
2008年には、株式会社パイロットコーポレーションがパイロットプレシジョン株式会社を吸収合併しています。シャープペンシルやボールペンはドクターグリップがヒット商品となりました。
また、「消せるボールペン」フリクションボールは、2014年にはシリーズ累計10億本を突破するヒット商品となっています。(参考:ウィキペディア)
パイロットコーポレーション(7846)の株主優待はいくらでもらえる?
現在のパイロットコーポレーション(7846)の株価は、3,055円(2020年9月時点)です。
100株だと「約31万円」で購入できます。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、パイロットコーポレーション(7846)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料430円がかかります。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
約31万円の投資で年間1,700円相当の優待がもらえるので、優待利回りは0.55%です。
うーん、少ないですね。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、12月末日です。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようです。
実際の権利日は、2020年12月28日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができます。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、12月28日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の12月29日に現渡決済すればOKです。
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
パイロットコーポレーション(7846)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合のパイロットコーポレーション(7846)は魅力的かを見ていきましょう。
パイロットコーポレーション(7846)の配当利回りは1.77%です。
100株分、約31万円投資したら→年間5,500円。
500株分、約155万円投資したら→年間27,500円がもらえます。
配当も少ないですね。
配当の基準日は?
パイロットコーポレーション(7846)の配当の基準日は6月末日と12月末日です。
実際の権利確定日は、2020年12月28日と2021年6月28日なので、この日に株を保有していると配当がもらえます。
最後にパイロットコーポレーション(7846)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは2.32%です。
少ないですね。
優待としては魅力的でしたが、残念です。
次に行きましょう。