
日本株でおトクな株主優待と配当を紹介するコーナー。
今回は東京都競馬[東京サマーランド](9672)についてです。
東京都競馬(9672) | |
何がもらえる? | ①大井競馬場株主優待入場証 ②大井競馬場株主優待席証 ③東京サマーランド株主招待券 ④東京サマーランド春秋ファミリー招待券 |
いつ買えばいい? | 2020年12月28日 (年1回) |
いくら買えばいい? | 約51万円 (100株) |
配当金は? | 5,000円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 2.76% |
東京都競馬(9672)の株主優待の内容
まずは、東京都競馬(9672)の株主優待の内容です。
東京都競馬(9672)の株主優待は、①大井競馬場株主優待入場証、②大井競馬場株主優待席証、③東京サマーランド株主招待券、④東京サマーランド春秋ファミリー招待券です。
①は、通常100円かかる入場料が無料になります。
②は、大井競馬場の優先席を利用できます。
③は、1枚につき1人1回フリーパス券(夏季4,500円)として利用できます。
④は、7月と8月以外の月に1枚につき1人1回フリーパス券(通常3,000円)として利用できます。
保有株数が100株以上500株未満の場合、①1枚、③2枚、④8枚。
500株以上1,000株未満の場合、①2枚、③4枚、④16枚。
1,000株以上5,000株未満の場合、①3枚、③6枚、④24枚。
5,000株以上10,000株未満の場合、①5枚、②1枚、③10枚、④40枚。
10,000株以上の場合、①7枚、②2枚、③12枚、④48枚がもらえます。
年に1回、12月末日時点の株主に配布されます。
普段からよく大井競馬場に遊びに行く人にとっては嬉しい優待かもしれません。
また、サマーランドのフリーパス券ももらえるので、家族にも喜ばれそうです。
東京都競馬(9672)とはどんな会社?
東京都競馬は、競馬・オートレース・遊園地・物流倉庫施設を保有、管理、賃貸している日本の株式会社(第三セクター)です。
元々、1949年に、当時東京都が施行権を持っていた地方競馬を開催する施設を運営するために設立されたのが始まりでした。
現在では、大井競馬場の他に、伊勢崎オートレース場や東京サマーランドを運営しています。
(参考:ウィキペディア)
東京都競馬(9672)の株主優待はいくらでもらえる?
現在の東京都競馬(9672)の株価は、5,070円(2020年9月時点)です。
100株だと「約51万円」で購入できます。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、東京都競馬(9672)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料430円がかかります。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
約51万円の投資で年間9,100円相当の優待がもらえる(年に2回夏季にサマーランドに、年に1回大井競馬場に行った場合)ので、優待利回りは1.78%です。
悪くないですね。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、12月末日です。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようです。
実際の権利日は、2020年12月28日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができます。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、12月28日の権利日の前日の夜に注文をして、権利付与後の12月29日に現渡決済すればOKです。
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
東京都競馬(9672)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合の東京都競馬(9672)は魅力的かを見ていきましょう。
東京都競馬(9672)の配当利回りは0.98%です。
100株分、約51万円投資したら→年間5,000円。
500株分、約255万円投資したら→年間25,000円がもらえます。
配当は少ないですね。
配当の基準日は?
東京都競馬(9672)の配当の基準日は6月末日と12月末日です。
実際の権利確定日は、2020年12月28日と2021年6月28日なので、この日に株を保有していると配当がもらえます。
最後に東京都競馬(9672)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは2.76%です。
ちょっと物足りないですね。
優待の内容自体は良いので、できればもう少し株価が下がったタイミングで手に入れたいものです。
サマーランドの近くに住んでいる方や、子供がいる方は、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。