居酒屋チェーンの雄!コロワイド【7616】の今後の株価を分析

気になる日本株を分析・予測するコーナー。

ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

今回はコロワイド【7616】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。

コロワイドとはどんな会社?

コロワイドは、東京を中心に主に居酒屋チェーン「甘太郎」などのチェーンレストランを経営するグループ会社の管理・経営をする持株会社です。
日本料理レストランおよびイタリアンレストラン「イタメシヤ ラ パウザ」、カラオケパブも経営しています。

以下はWikipediaより引用

社名の「コロワイド」(COLOWIDE) は、人が生きていくうえで大切な4つのファクターである勇気 (Courage)・愛 (Love)・知恵 (Wisdom)・決断 (Decision) の頭文字を取ったものだとしている。

そんなコロワイド、現在の社員数は4,922人です。

現在の株価は?

現在の株価は2,455円前後です(2018年3月)。
取引単位は100株なので、24万円前後でコロワイドの株を所有することが可能です。

うーん、高いですねー。
単元株が100株となり、最近5万円以下で購入できる日本株も増えてきたので決してお手頃とは言えません。

コロワイドのPER(株価収益率)は、現在124.37倍です。
こちらも高いです。100倍超えています。PERの数字だけで見ると超割高ですね。

配当利回りは、0.2%です。
配当はほとんどありません。

コロワイドの株主優待はこちら。

居酒屋チェーン「甘太郎」「北海道」「NIJYUMARU」、「ステーキ宮」「ラパウザ」、回転寿司チェーン「海鮮アトム」「かっぱ寿司」などで使える優待ポイントがもらえます。

コロワイドの長期チャート

コロワイド長期チャート1803

いいですね。右肩上がりです。
長期投資家がしっかり報われていることがわかるチャートですね。
ちなみに上場来最高値は2018年の2,477円です。

直近の短期チャート

コロワイド短期チャート1803

こちらも右肩上がりの上昇トレンドです。
よほどみんなが買いたくなる魅力的な銘柄なんでしょうね。

コロワイドの売上高は?

コロワイド売上高1803

いいですね。右肩上がりです。
直近だけ横ばいなのが気になります。

コロワイドのEPS(1株当たりの利益)の推移です。

コロワイドEPS1803

ん? FY2016だけ突出していますが、キレイな右肩上がりとは程遠い形をしています。
これは微妙ですね。

BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。

コロワイドBPS1803

うーん、難しい。直近のFY2016、2017で大きく伸びていますが、キレイな右肩上がりではありません。

ROE(株主資本利益率)の推移

コロワイドROE1803

直近のROEは−5.11%です。
この数字だけみたら論外ですね。

FY2016には驚異のROEの30%超えをしたこともあったので今後に期待です。

最後に流動比率は0.68倍。
こちらは1倍を割っているので少し心配です。

コロワイドの今後をまとめると

うーん、株価がキレイな上昇トレンドだったので期待していたのですが、正直、数字を見ると期待ハズレでした。

PERもかなり高いし配当も少ないし、株主優待くらいしか魅力がありません。

無理をして投資をする銘柄でもありません。
日本株には他にも素晴らしい銘柄がたくさんあります。

次、行きましょう。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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