社長が一寸法師?フリージアマクロス【6343】の今後の株価を分析
- 2018/6/26
- 日本株分析

気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回はフリージアマクロス【6343】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
フリージアマクロスとはどんな会社?
フリージアマクロスは主にプラスチック押出機などの産業機械と土木試験機械の製造およびログハウスや高級スウェーデン住宅、家具などの設計および施工、販売を行っています。
同社はまた、容器の製造およびパソコン関連商品の輸入販売や不動産事業も営んでいます。
マクロスってアニメみたいなかっこいい名前ですね。
もとは「谷藤機械工業株式会社」という会社名でした。
そして、代表取締役社長は奥山「一寸法師」氏です。
え?一寸法師?
思わず二度見してしまいました。
奥山 一寸法師さん、本名だそうです。
2007年にフリージア・マクロスの社長に就任した際、そのユニークな名前でマスコミがざわついたそうです(笑)
ちなみに会長の名前は佐々木ベジです。
なかなかパンチ効いていますね。
「謎おおい人物」だそうですが、経営の凄腕のでおもしろい方なので気になる方はWikipedeiaを見てみて下さい。
そんなフリージアマクロス、現在の社員数は506人です。
現在の株価は?
現在の株価は20円前後です。
取引単位は100株なので、2,000円前後でフリージアマクロスの株を所有することが可能です。
めちゃくちゃ安いですね。
ちょっとお高いランチ2回分で株を買うことができます。
フリージアマクロスのPER(株価収益率)は、現在14.41倍です。
こちらは15倍前後なので適正です。割高でも割安でもありません。
配当利回りは、0.25%です。
低配当ですね。配当はほとんどありません。
フリージアマクロスの株主優待はありません。
フリージアマクロスの長期チャート
横ばいですね。
2006年にいちど打ち上げ花火のように盛り上がりましたが、その後収束してまた停滞しています。
ちなみに、上場来最高値はバブル期1990年の208円です。
直近1年間の短期チャート
株価が安いのでチャートがギザギザの変わった形となっています。
2018円に入って下落トレンドとなっています。
フリージアマクロスの売上高は?
右肩下がりです。よくはないですね。
直近の売上高は80億円規模です。
フリージアマクロスのEPS(1株当たりの利益)の推移です。
こちらもなんともいえません。
直近FY2017から大きく上昇してはいます。
ただ、長期投資として理想的なのは右肩上がりのEPSです。
その点で、この銘柄はあてはまりません。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。
こちらはいいですね。
しっかりと右肩上がりとなっています。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
直近のROEは9.73%です。
合格ラインの10%にはギリギリ届いていませんが健闘している方です。
最後に流動比率は1.9倍。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
フリージアマクロスの今後をまとめると
うーん、会社名や社長の名前といい、なんか変わった会社だなという印象です。
ただ、数字自体に目を見張るものはなく、個人的にも投資をしたいと思える銘柄ではありませんでした。
日本株には思わず投資をしたくなるような銘柄が隠れています。
次、見ていきましょう。