九州フィナンシャルグループ(肥後銀行と鹿児島銀行)の今後の株価を分析してみた

気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

今回は九州フィナンシャルグループ【7180】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。

九州フィナンシャルグループとはどんな会社?

九州フィナンシャルグループは、肥後銀行と鹿児島銀行の合併によって設立された持株会社です。
同社は、預金取引および金銭貸付、内外為替業務などの一般銀行業務を行っています。また、証券業、クレジットカード、リース業、信用保証業などの金融サービスも提供しています。

代表取締役社長は上村基宏氏です。

そんな九州フィナンシャルグループ、現在の社員数は4,817人です。

現在の株価は?

現在の株価は538円前後です。
取引単位は100株なので、5万円前後で九州フィナンシャルグループの株を所有することが可能です。

いいですね。
売買単位を100株に統一する動きにより、日本株は断然買いやすくなっています。
いい流れですね。

九州フィナンシャルグループのPER(株価収益率)は、現在12.61倍です。
こちらは15倍を割っているので、低PERです。比較的割安のラインですね。

配当利回りは、2.23%です。
そこそこの配当はあるのですが、他の銀行株(たとえば三井住友は4%前後)は高配当なのでそれと比べると少し物足りなさを感じます。

九州フィナンシャルグループの株主優待はありません。

九州フィナンシャルグループの長期チャート

2015年10月に設立なのでまだまだデータが少ないです。
上場直後が最も株価が高い、少しイタいパターンですね。

直近1年間の短期チャート

2018年1月以降、株価は大きく下がっています。

九州フィナンシャルグループの売上高は?

こちらもデータが少ないのでなんとも微妙ですね。
わるくはなさそうです。

九州フィナンシャルグループのEPS(1株当たりの利益)の推移です。

こちらは、FY2017以降大きく数字を落としてしまっています。

BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。

こちらは右肩上がりです。いい感じです。

そして、直近のROE(株主資本利益率)は3.15%です。
FY2017は2.43%でした。
いずれも合格ラインの10%には届いていません。
低ROEですね。
銀行にありがちといえど、長期投資の対象としてはよくないです。

売上高比率はこんな感じです。

メインは銀行業です。15%ほどをリース業が占めています。

九州フィナンシャルグループの今後をまとめると

うーん、微妙です。
低PERではありますが、そこまで配当が高くなく、データも揃ってないので長期投資の判断ができかねる状況です。

今、無理をして投資をする銘柄ではありません。

次、見ていきましょう。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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