10万円で買える銘柄!東邦チタニウム【5727】の今後の株価を分析してみた

気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

今回は東邦チタニウム【5727】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。

東邦チタニウムとはどんな会社?

東邦チタニウムは、金属チタン製錬を製造しています。
いわゆる非鉄金属メーカーです。

同社は金属チタンの他、高純度酸化チタンなどの電材、プロビレン重合用触媒、ダイヤモンド工具なども製造しています。

うーん、難しいですね(高校時代、化学がなによりも苦手だったぼくにはとっつきにくいです)。

でもホームページの「チタンで、世界に驚きと感動を。」というキャッチコピーはグッとくるものがありました。

東邦チタニウムは、邦チタ、東邦チタと略されているそうです(なんかかっこいい)。

本社は神奈川県の茅ヶ崎市にあります。

代表取締役社長は加賀美和夫氏です。

そんな東邦チタニウム、現在の社員数は883人です。

現在の株価は?

現在の株価は1,020円前後です。
取引単位は100株なので、10万円前後で東邦チタニウムの株を所有することが可能です。

うーん、まあ少し高いですね。
単元株が100株に統一となって、最近5万円以下で購入できる日本株も増えてきたので決してお手頃とは言えません。

東邦チタニウムのPER(株価収益率)は、現在21.39倍です。
こちらは20倍を超えているので適正から少し割高といったところです。

配当利回りは、0.98%です。
あんまり配当はないんですね。

東邦チタニウムの株主優待はありません。

東邦チタニウムの長期チャート

2006年に大きく打ち上がって、その後もとに戻ってしまいました(こういうチャートの形を「打ち上げ花火」と勝手に呼んでいます)

ちなみにこのとき2006年が上場来最高値で8,440円です。
上場来最安値は1975年の57円です。

直近1年間の短期チャート

2017年後半からしっかり伸びてきています。
そして、2018年2月をピークに下落に転じています。

東邦チタニウムの売上高は?

うーん、横ばいです。
微妙です。

東邦チタニウムのEPS(1株当たりの利益)の推移です。

うげ!マイナスが目立ちます。
プラスに転じてからも横ばいであまりよくはありませんね。

BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。

こちらもV字となっており、キレイな右肩上がりではないので良いとはいえません。

ROE(株主資本利益率)の推移はこちら

直近のROEは8.39%です。
合格ラインの10%には届いていません。
まあ日本株の中では比較的検討している方ではあるのですが。

売上高比率はこんな感じ

日本が約6割、米州とアジアで約3割といったところです。

最後に流動比率は1.46倍。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。

東邦チタニウムの今後をまとめると

うーん、微妙です。
「欲しい」と思えるポイントが数字からは見えてきませんでした。

日本株には思わず投資をしたくなるような銘柄が隠れています。
次、見ていきましょう。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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