転職と派遣に強い!パーソルホールディングス(テンプスタッフ)の今後の株価を分析

気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

今回はパーソルホールディングス【2181】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。

パーソルホールディングスとはどんな会社?

パーソルホールディングスは、国内・海外に子会社を持つ総合人材サービス持株会社です。
人材派遣・請負事業、人材紹介サービスを様々な分野で提供しています。
業務委託などのアウトソーシング事業、再就職支援などのサービスも手掛けています。

2008年にテンプスタッフ(現・パーソルテンプスタッフ)の株式移転により、持株会社として設立されました。

主要サービスは、テンプスタッフやDODA、anなどです。

代表取締役社長は水田正道氏です。

そんなパーソルホールディングス、現在の社員数は21,972人です。

現在の株価は?

現在の株価は2,316円前後です。
取引単位は100株なので、23万円前後でパーソルホールディングスの株を所有することが可能です。

うーん、高いですねー。
単元株が100株となり、最近は5万円以下で購入できる日本株も多くなってきたので決してお手頃とは言えません。

パーソルホールディングスのPER(株価収益率)は、現在69.7倍です。
高いですね!高すぎます。
高PERです。超割高です。これは手を出しづらいです。

配当利回りは、0.86%です。
ほとんど配当はないですね。

パーソルホールディングスの株主優待はありません。

パーソルホールディングスの長期チャート

キレイな上昇トレンドを描いています。
すごいですね。

上場来最高値は2018年の3,095円です。
一方の上場来最安値は2009年の169円です。

上場来最高値が2005年の7,980円です。
その後、大きく下げて、そこからはずーっと方向感がありません。

その差、約18倍です。

直近1年間の短期チャート

2018年4月をピークに大きく下げています。
テクニカル的に押し目を狙いたい投資家にはいいポイントかもしれません。

パーソルホールディングスの売上高は?

いいですね!キレイな右肩上がりです。
素晴らしい。

パーソルホールディングスのEPS(1株当たりの利益)の推移です。

こちらFY2018に大きく下げてしまっています。
どうしたのでしょう。

BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。

こちらはキレイな右肩上がり。
バッチリですね。

ROE(株主資本利益率)の推移はこちら

直近のROEは5.46%です。
合格ラインの10%には届いていません。
ただ、過去にはしっかりと10%を超えており、全体としてみれば数字は優秀です。

最後に流動比率は1.08倍。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。

パーソルホールディングスの今後をまとめると

うーん、売上高がしっかり右肩上がりなのは素晴らしいです。
ただ、他の数字がイマイチ決定打にかけました。

株価も長期で見れば右肩上がりでPERも高いので期待されているんでしょうが、やっぱり加熱しすぎです。
我々長期投資家にとって、無理して手を出さなくてもよい銘柄といえるでしょう。

日本株には割安で、思わず投資をしたくなるような銘柄が隠れています。
次、見ていきましょう。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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