
日本株でおトクな株主優待と配当を紹介するコーナー。
今回はタビオ[Tabio](2668)についてです。
タビオ[Tabio](2668) | |
何がもらえる? | 優待カード |
いつ買えばいい? | 2021年2月24日 (年1回) |
いくら買えばいい? | 約11万円 (100株) |
配当金は? | 2,000円 (100株) |
優待と配当の合計利回り | 2.73% |
タビオ[Tabio](2668)の株主優待の内容
まずは、タビオ[Tabio](2668)の株主優待の内容です。
タビオ[Tabio](2668)の株主優待は、靴下屋、Tabio、TabioMENの各店舗で利用できる優待カードです。
保有株数が100株以上500株未満の場合、1,000円分(3年以上継続保有している場合、1,500円分)。
500株以上1,000株未満の場合、5,000円分(3年以上継続保有している場合、8,000円分)。
1,000株以上の場合、10,000円分(3年以上継続保有している場合、16,000円分)がもらえます。
年に1回、2月末日時点の株主に配布されます。
なお、優待の発送は5月下旬です。
タビオ[Tabio](2668)とはどんな会社?
タビオ株式会社は、大阪府大阪市浪速区に本社を置く、靴下の企画・製造・販売を主業とする企業。
1968年3月10日に「ダンソックス」として起業。
1977年に「株式会社ダン」に社名変更、2006年に「タビオ株式会社」に社名変更し現在に至る。
近年の靴下市場は、中国産の安い製品が市場を多く占めている。
その中で、タビオは「日本製」にこだわり、工場での生産から店舗での販売・在庫管理までを一貫する「サプライチェーン・マネジメント(後述)」を行っている。
売上げの9割は女性向け商品である。
また、2002年にはイギリスの高級百貨店ハロッズに、2009年にはフランス パリのマレ地区と海外出店に努めブランドイメージを発展させてきている。
しかし、経営は順風満帆だったわけではない。
1970年代の資金繰り悪化による経営危機、2000年代の営業不振と危険な時期もあった。
特に2000年の大証2部上場後は、利益のために店舗への投資を怠り、本部の意向を押しつけすぎた結果、店舗は荒れ、従業員の士気が低下。
「本部は敵」とまで言わしめる惨状を呈し販売は低迷した。
だが本部は「いい靴下を作れば売れるはずだ。この靴下が売れないのは営業努力が足りないからだ。揚げ句、ウチの靴下を履かない客がバカなんだ」とプロダクトアウトの思考にはまり、生産と販売とがかみ合わない状況となっていた。
こうした状況の中で、越智勝寛(創業者 越智直正の息子。2008年より同社社長)が問題点を把握し、改革を実行。
その結果、タビオは危機的状況を乗り越え、再び売上げを伸ばすようになった。
創業者は、越智直正(2008年より同社会長)。
会社を興し一代で成長させ、「靴下の神様」の異名を持つ。
セレッソ大阪のオフィシャルスポンサーである。
(参考:ウィキペディア)
タビオ[Tabio](2668)の株主優待はいくらでもらえる?
現在のタビオ[Tabio](2668)の株価は、1,144円(2021年1月時点)です。
100株だと「約11万円」で購入できます。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、タビオ[Tabio](2668)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料340円がかかります。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
約11万円の投資で、年間1,000円相当の株主優待がもらえるので、優待利回りは0.91%です。
うーん、少ないですね。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、2月末日です。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようです。
実際の権利日は、2021年2月24日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができます。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、2月24日の権利日の前日に注文をして、権利付与後の2月25日に現渡決済すればOKです。
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
タビオ[Tabio](2668)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合のタビオ[Tabio](2668)は魅力的かを見ていきましょう。
タビオ[Tabio](2668)の配当利回りは、1.82%です。
100株分、約11万円投資したら→年間2,000円。
500株分、約55万円投資したら→年間10,000円がもらえます。
配当も少ないですね。
配当の基準日は?
タビオ[Tabio](2668)の配当の基準日は2月末日です。
実際の権利確定日は、2021年2月24日なので、この日に株を保有していると配当がもらえます。
最後にタビオ[Tabio](2668)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは2.73%です。
うーん、ちょっと物足りないですね。
これだったら、わざわざ優待や配当目当てで投資をしたいとは思えません。
残念ですが、次にいきましょう。