
日本株でおトクな株主優待と配当を紹介するコーナー。
今回はヨシックス(3221)についてです。
ヨシックス(3221)の株主優待の内容
まずは、ヨシックス(3221)の株主優待の内容です。
ヨシックス(3221)の株主優待は、鉄板居酒屋「や台や」、本格職人握り寿司居酒屋「や台ずし」、280円(税抜)居酒屋「ニパチ」などで利用できる①優待食事券と②20%割引券です。
保有株数が100株以上300株未満の場合、①3,000円分、②10枚。
300株以上の場合、①5,000円分、②10枚がもらえます。
年に2回、3月末日と9月末日時点の株主に配布されます。
普段からよくヨシックスグループの居酒屋に行くサラリーマンの方には嬉しい優待ですね。
ヨシックス(3221)とはどんな会社?
株式会社ヨシックスは、愛知県名古屋市東区に本社がある、日本の企業。
関東、中部、関西、山陽、四国、九州を中心に居酒屋を展開。現代表取締役会長の吉岡昌成が株式会社テンガロンキッドを1985年に設立。
同年、株式会社ベストフードに商号変更した後、1990年に株式会社ヨシックスへとさらに商号変更し現在へと至る。
吉岡昌成が元々、建築会社の傍らで飲食業に手を広げたという経緯があり飲食店事業を展開する企業でありながら自社内に建築部門を擁することを特徴とし、「や台ずし」、「ニパチ」、「これや」、「せんと」、「や台や」、「や台どり」の6つの業態を展開している。
出店計画の柱として「田舎理論」と「老舗理論」を掲げている。「田舎理論」とは都心の一等地ではなく一定以上の客入りが見込め、また従業員確保が可能な地域に出店する理論である。
「老舗理論」とはチェーン店ならではの教育制度の充実や、システム化をとりいれつつも地域密着の中小型の店舗をつくり地産地消をし、地域民を顧客としてとりこむ理論である。(参考:ウィキペディア)
ヨシックス(3221)の株主優待はいくらでもらえる?
現在のヨシックス(3221)の株価は、1,905円(2020年3月時点)です。
100株だと「約19万円」で購入できます。
ただで優待だけ受け取ることのできるクロス取引の場合は、ヨシックス(3221)の株を購入するのに必要な手数料と信用取引の手数料430円がかかります。(SBI証券の場合)
クロス取引についてはこちら
約19万円の投資で年間6,000円相当の株主優待がもらえるので、優待利回りは3.16%です。
悪くないですね。
具体的に権利日はいつ?
株主優待の基準日は、3月末日と9月末日です。
基準日の株主名簿に記載されている株主に配布されるようです。
実際の権利日は、2020年3月27日と2020年9月28日なので、この日までに購入をすれば優待をもらうことができます。
クロス取引(株主優待タダ取り)をする場合、3月27日の権利日の前日に注文をして、権利付与後の3月30日に現渡決済すればOKです。
9月は、9月28日の権利日の前日に注文をして、権利付与後の9月29日に現渡決済すればOKです。
一目でわかる株主優待カレンダーはこちら
ヨシックス(3221)の配当は?
次に、配当目的の投資として考えた場合のヨシックス(3221)は魅力的かを見ていきましょう。
ヨシックス(3221)の配当利回りは、1.26%です。
100株分、約19万円投資したら→年間2,400円。
500株分、約95万円投資したら→年間12,000円がもらえます。
配当はちょっと物足りないですね。
配当の基準日は?
ヨシックス(3221)の配当の基準日は3月末日と9月末日です。
実際の権利確定日は、2020年3月27日と2020年9月28日なので、この日に株を保有していると配当がもらえます。
最後にヨシックス(3221)の株主優待と配当をまとめてみると
優待と配当合わせて利回りは4.42%です。
悪くないです。
最近は一時期と比べると株価が半分くらいまで落ち込んでいるので、株主優待や配当がこのままキープされるとすると、なかなか良いのではないでしょうか。
ただ、株主優待の改悪や減配の可能性も十分にあるので、投資をする際は注意が必要ですね。
気になる方はチェックしてみて下さい。