高配当!コーチ(COH)の今後の株価を分析してみた【アメリカ株投資ブログ】

今回見るのはコーチの株価です。

そもそもコーチとは

コーチCOACHとは、革製品のデザイン、製造、販売会社です。

創業は1941年。2000年にNY証券取引所にIPO。

主な製品は、ハンドバッグ、ビジネスバッグ、男女用のアクセサリー、旅行かばん、旅行用アクセサリー、レザー上着、手袋などです。
ライセンス契約先とともに、時計、靴、香水、メガネも手がけます。

日本でも知らない人はいない超有名ブランドです。

ただ、意外とアメリカのブランドだと知っている人は多くないです。
シグネチャーモデル(CCのロゴのマーク)が爆発的に流行り、その後アウトレットなどで大量に普及したのち少しブームが下降気味でしたが最近は無地の革バックなどで街中で見かけることが多くなりました。

先日アウトレットに行っても(御殿場)、かなり大きい売り場面積を誇り、他のブランドが閑散とする中でもコーチは外国人観光客(特に中国)を筆頭に賑わいを見せていました。

そんなコーチの株価は?

34.84ドルです。
ちなみにアメリカ株は日本株と違い、1株単位から買えるので5,000円あればコーチの株が買えてしまいます。

今年に入って低迷していましたが、好決算を受け、ここ数日で大きく上昇しています。

コーチ短期チャート

 

コーチの過去の長期のチャートはこちら

コーチ短期チャート

2000年の上場以来、大きな谷はあるものの上昇し、ピークが2012年77.28ドルです。
その後は緩やかにさげています。

 

PERは高くも低くもない

そんなコーチ、現在のPERは19.91倍。
10倍を割ってはいないものの20倍は割っているのでまあ良しとしましょう。
ただ決して割安ではないですね。

そして、現在の配当利回りは3.87%。
かなり高めです。

ちなみにこの株、僕も持っています。226株(96万円相当くらい)。

僕はコーチがずっと気になっていたので以前株価がもっと下がって配当利回り4%の時に購入しています。
まだまだ下がるチャンスはあるかもしれないので下がった時を狙うのがイイかもしれません。

売上高の推移を見てみましょう

コーチの売上高

右肩上がりではないですね。

2013年をピークに緩やかに下げています。

次にEPS(1株当たりの利益)の推移です

コーチCOHのEPS

これも2013年をピークに下げています。
うーん、微妙。

BPS(1株あたり純資産)の推移を見てみましょう

コーチCOHのBPS

これはしっかり右肩上がり!
うん!合格ですね。

ROEと流動比率は?

ROE(株主資本利益率)は、直近14.4%。
以前は30%を超える高ROEだったのですが最近は落ちています。

それでもまだ高いといえるので合格。

流動比率は3.2倍。
これは抜群!しっかり合格です。

コーチの今後をまとめると

売上高、EPSをあらためてみてみると「なんで自分買ったんだろう?」と一瞬思いましたが、
BPSはしっかり伸びているし流動比率も高いので財務的には安全です。

そして1941年創業で歴史もあり、コーチブランドは抜群の知名度を誇ります。
今後しっかり息を吹き返したらさらなる成長をするのではないかと考え投資しています。

あと、ファッションがもともと好きでコーチのデザインが好きというのもあります。
ユニクロやH&Mのファストファッションが流行っている中、老舗でいいものをつくっているブランドの株価が急落していたので「応援したい」と思ったのも事実です。

額は僅かですが(それでも僕にとっての90万は大金です)、投資にはそういった「他人を応援する」という側面があり、面白いなと思います。

だからマイケル・コースやメーシーズなど衣料品を扱う所がどうしても多めになってしまう。

でも、自分が300万円の資本をつかってアパレルブランドを創業するよりこれらに投資して稼いできたもらったほうが絶対にいいと思っているので投資しています(僕にはこれらのブランドまで育てる自身も才能もありません)

それで利益を享受できたら最高ですね。

今後についてはなんともいえませんが、配当利回りが高く、財務面がしっかりしているので、配当利回り4%まで下げたら買いどきかもしれません。

それまでは無理して買わなくてもいいかも。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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