オムロン【6645】の今後の株価を分析してみた

気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

今回はオムロン【6645】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。

オムロンとはどんな会社?

オムロンは、京都府京都市に本社を置く、日本の大手電気機器メーカーです。
FA(工場自動化)機器や制御機器などのを手がけています。
血圧計など健康機器にも強みを持ちます。

さらに、リレー、スイッチなどの電子部品事業や、自動改札機、券売機など社会システム事業も手掛けています。
1933年に立石一真氏がレントゲン撮影用タイマーの商品化で創業しました。

自動改札機、現金自動支払機(ATM)など、世界初の独創的製品を生む開発力に定評がある。
また、海外売上高比率も約6割と高い。

すごいですね。自動改札機やATMを創ったんですね!

そんなオムロン、現在の社員数は35,090人です。

現在の株価は?

現在の株価は5,260円前後です。
取引単位は100株なので、52万円前後でオムロンの株を所有することが可能です。

うーん、高いですねー。
資産が100万円の人だったら半分がオムロンの株となってしまいます。

オムロンのPER(株価収益率)は、現在20.17倍です。
20倍前後なので適正です。強いて言えば少し割高ですね。

配当利回りは、1.60%です。
日本株の中では普通です。

オムロンの株主優待は自社グループのヘルスケア商品がもらえます(年1回で2,000円相当)。
https://www.omron.co.jp/ir/kabunushi/yutai.html

電子体温計とかもらえます。
自分でなかなか買わないのでちょっとうれしいかもしれないですね。

この他、寄付という選択肢もあります。

オムロンの長期チャート

 

いいですね!長期で見れば上昇しています。
長期投資が報われているチャートです。

直近1年間の短期チャート

 

2019年の1月からしっかり上昇しています。
ただ、その後は軟調です。
テクニカル的に5,000円がポイントで、ここを割ってしまうと値が崩れる可能性があります。

オムロンの売上高は?

 

横ばいです。
ただ、安定していますね。
売上高は8,000億円を超えています。
さすが日本を代表する企業ですね。

オムロンのEPS(1株当たりの利益)の推移です。

 

こちらは方向感がありませんね。
微妙です。

BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。

 

キレイな右肩上がりではありませんが比較的堅調です。
わるくはありません。

ROE(株主資本利益率)の推移はこちら

 

直近のROEは10.62%です。
合格ラインの10%を超えています。
過去を見ても比較的高ROEを維持しています。
ROEの数値だけ見ると、効率良く稼ぐ優良企業ということがわかりますね。

最後に流動比率は2.49倍。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。

オムロンの今後をまとめると

いい意味でも悪い意味でも「安定している」企業です。

売上やROEが安定しており、かつ日本を代表する素晴らしい企業です。
ただ、EPSの伸びもなく、今後成長し続けられるかは微妙でした。

相場全体が大きく下げて株価が急落するようなことがあれば買ってもいいかなと思いますが、現時点ですぐほしいとは思えませんでした。

次、行きましょう。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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