優良銘柄!オービック【4684】の今後の株価を分析してみた

気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

今回はオービック【4684】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。

オービックとはどんな会社?

オービックとは、独立系のシステムインテグレーター。

※システムインテグレーター(SI)とは?

コンピュータやソフトウェア、ネットワークなどを組み合わせて利便性の高いシステムを作ること。
顧客のシステムインテグレーションを一括で受託する専門事業者をシステムインテグレーターと呼び、SIを行う人(-er)という意味でSIer(エスアイヤー)と略します。

設立は1968年。
基幹系統合業務ソフト「OBIC7シリーズ」で有名です。
ハード販売からシステムの導入コンサル、構築、保守・運用を一貫提供し、ネットワーク構築も行います。
顧客は中堅・中小企業中心だが金融機関、大企業向けも拡大しています。
「奉行シリーズ」のオービックビジネスコンサルタントが持分会社。
開発は社員による内製化が原則です。

売上高成長より利益率を重視(四季報)

オービックといえばこのCMがこびりついているはず。

そんなオービック、現在の社員数は2,034人です。

現在の株価は?

現在の株価は12,410円前後です。
取引単位は100株なので、124万円前後でオービックの株を所有することが可能です。

一つの銘柄で100万円オーバーは高いですね!
これではなかなか手が出ません。

オービックのPER(株価収益率)は、現在34.5倍です。
30倍を超えているので割高ですね。比較的高PERです。
ただ、本当に良い銘柄で欲しければ、このくらいのPERなら許容できます。

配当利回りは、1.21%です。
日本株の中では普通ですね。

オービックの株主優待はありません。

オービックの長期チャート

2013年までは動きがなかったのですが、そこからは一気に右肩上がりの上昇トレンドを形成しています。
すごいですね!
ただ、ここまで上昇すると高PERも相まって反落が怖いですね。

直近1年間の短期チャート

2018年年末に下落したものの、2019年1月から反発し、上昇基調にあります。

オービックの売上高は?

いいですね!右肩上がりです。

オービックのEPS(1株当たりの利益)の推移です。

こちらもしっかりとした右肩上がりです。
長期投資の理想とする形ですね。
素晴らしい!

BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。

いいですね!キレイな右肩上がりです。
最高です。

ROE(株主資本利益率)の推移はこちら

直近のROEは14.75%です。
合格ラインの10%もしっかり超えており、日本株でもトップクラスの高ROEです。
素晴らしいです。

最後に流動比率は6.9倍。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。

オービックの今後をまとめると

「優良企業」ということがひと目でわかる数字でした。
間違いなく「いい会社」です。
数字からオーラのようなものさえ感じます。

株価の上昇も頷けます。ほしいです。

ただ、人気ゆえにPERが高めで過熱気味なのが気になります。
PER20倍を切るようなことがあれば(2017年には20倍の頃があります)、個人的にも真剣に検討したい銘柄です。

ウォーレン・バフェットも言うように、投資に見逃し三振はありません。
あせらずジッとチャンスを待つのもアリだと思います。

気になる方は四季報などで詳細をチェックしてみて下さい。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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