バリューコマース【2491】の今後の株価を分析してみた

気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

今回はバリューコマース【2491】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。

バリューコマースとはどんな会社?

バリューコマースは、パソコンやスマホ向けのアフィリエイト(成果報酬型)広告会社です。
トランズパシフィック社として1996年設立、99年に現社名に商号を変更しました。
EC(電子商取引)に対応したマーケティングプログラムを自社開発しています。

2005年にヤフーがTOBで筆頭株主となり、ヤフーの連結子会社になりました。
主要顧客は従来の金融に加えて、美容や旅行関連も増加。
M&Aも交えて事業領域を拡大しており、EC事業者支援やアドネットワーク事業にも注力しています。

あの野球選手のイチロー選手が創業時に出資していたことも話題を呼びました。

そんなバリューコマース、現在の社員数は233人です。

現在の株価は?

現在の株価は2,439円前後です。
取引単位は100株なので、24万円前後でバリューコマースの株を所有することが可能です。

日本株の中では普通です。
ただ、10万円以下で購入できる銘柄も増えてきているのでもう少し安いと初心者にはありがたいです。

バリューコマースのPER(株価収益率)は、現在16.22倍です。
15倍前後なので適正です。
割高すぎず割安すぎずですね。

配当利回りは、2.04%です。
この手の企業にしては配当がそこそこあるなという印象です。

バリューコマースの株主優待はありません。

バリューコマースの長期チャート

何度かの波を経験しましたが、長期では右肩上がりです。
長期投資が報われているチャートです。
購入をするタイミングで大きくリターンが変わるのでその点大事ですね。

たとえば、2017年の1月に購入していれば2年半で7倍近くになっています。
100万円投資したら700万円です。
すごいですね!

直近1年間の短期チャート

多くの日本株と同じ動きをしています。
2018年の年末に大きく下げて、2019年に入ると反発。
その後は比較的堅調です。

バリューコマースの売上高は?

いいですね。
右肩上がりです。
売上高は200億円を超えているんですね。

バリューコマースのEPS(1株当たりの利益)の推移です。

こちら、FY2018からグイッと大きく上昇しています。
ただ、長期で見たときには方向感がつかめないので決して良いとは言えません。

BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。

右肩上がりです。堅調ですね。
いい感じです。

ROE(株主資本利益率)の推移はこちら

直近のROEは28.54%です。
すごく良い数字です。驚異的ですね。

過去をみても合格ラインの10%を超えていることも多く良好なことがわかります。

最後に流動比率は2.32倍。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。

バリューコマースの今後をまとめると

アフィリエイトの会社というと少し穿った見方をしてしまいがちですが、PERも適正で配当もしっかりあり、各数字の伸びもわるくなかったです。

ただ、今すぐ欲しくなるような語りかける何かは感じませんでした。
わるくはない銘柄ですが、個人的にもまだ買いたいレベルまでは達しません。

気になる方は四季報などで詳細をチェックしてみて下さい。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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