HOYA【7741】の今後の株価を分析してみた

こんにちは。今井バフェットです。
気になる銘柄を分析し、ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

では、本日も早速分析していきましょう。

こういった流れで説明していきます。
最後までしっかりご覧いただけると幸いです。

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1. 会社の説明
2. 株価、利回り、PERなど
3. チャート
-長期チャート
-短期チャート
4. 売上高
5. EPS(1株あたりの利益) →とくに大事
6. BPS(1株あたりの純資産)→とくに大事
7. ROE(自己資本利益率)  →とくに大事
8. まとめ
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では、まずにHOYAについて説明していきます。

1.HOYAについて

(1) 情報通信関連のガラス製品、眼鏡レンズ
(2) 海外比率高い
(3) 時価総額は52,717億円

HOYA(ホーヤ)は、情報通信関連のガラス製品、眼鏡レンズが主軸の会社です。

ちなみにHOYAという社名は、発祥の地である東京都保谷市(ほうやし、現 西東京市)に由来するそうです。
現在は当地に社屋は無く、本社は、西新宿に移転しています。

さらに、海外比率が高いことでも有名です。
海外比率は72%です。
とくに、半導体用マスクブランクスやHDD用ガラスディスクなどが世界シェア高い。

ちなみに、マスクブランクスとは、低膨張ガラス基板の表面に複数の組成からなる膜を積層したフォトマスクです。
(難しいですね、、)

売上高比率は、ライフケア65%、情報・通信34%、その他1%です。

そして比較会社は、消化器内視鏡等医療分野が世界シェア7割のオリンパス(7733)、
光学ガラス老舗メーカーで生産量は国内トップのオハラ(5218)。

とくにオハラは時価総額がまだ375億円レベルです。
将来のテンバガー候補としてチェックしておくと面白いかもしれません。

そして、時価総額は52,717億円です。

時価総額ランクだと、Sランクです。
日本の上場企業ではかなりトップの層です。

2. 株価、利回り、PERなど

では、次に、株価や配当利回りを見ていきましょう。

・株価 14,025円
・PER(株価収益率)45.44倍
・配当利回り 0.64%
・流動比率 3.93倍

株価は14,025円です。
100株単位で売買できるので、1,402,500円から投資をすることが可能です。
かなり投資資金が必要ですね。
いわゆる値がさ株というやつです。

次に、PER。株価収益率ですね。
こちらは45.44倍です。
50倍近いです。
結構な割高といえます。それだけ人気が集中しているということです。

そして、配当利回り。
こちらは0.64%です。
こちらはほとんどありません。

最後に流動比率。
流動比率とは、企業の安全性を表す数字です。
流動資産/流動負債で表すことができます。

この会社の流動比率は3.93倍です。
1倍を大きく超えているので会社の安全性についてはクリアです。

3. チャートについて

次に、チャートを分析していきましょう。
あまり深入りせずザックリと説明していきます。

まずは長期チャートです。


上場は1961年の10月です。

いいですね!
長期でしっかり上昇トレンドを描けています。
長期投資が報われていますね。

とくに25MAと75MAがゴールデンクロスした2014年2月からの上昇の勢いがすごいです。
現在、まだまだこの勢いが続いている状態です。

次に、短期チャートを見ていきましょう。
過去1年間のチャートです。

こちらはコロナショックで一度大きく落ち込んだのですが、その後はしっかりとした上昇トレンドを描いています。

力強いチャートですね。

4. 売上高について

では、売上高見ていきましょう!

ちなみに、HOYAの決算月は3月となっています。

売上高、わるくはありません。
キレイな右肩上がりではありませんが、伸びてはいます。
売上高は6,000億円を目指そうとしています。

5. EPS(1株あたりの利益)について

次に、EPSを見ていきましょう。
EPSとは1株あたりの利益のことです。
単年度でみるというより、過去数年にわたってチェックします。

そして、過去数年でしっかり右肩上がりでEPSが上昇していれば、利益を伸ばしているということです。
それは優秀な企業と評価できます。

一方、EPSが右肩下がりとなったり、デコボコしていれば要注意です。
長期投資としてそういった会社を検討するべきではありません。

では、見ていきましょう!

こちらもわるくはありません。
キレイな右肩上がりではありませんが伸ばしてはいます。

6. BPS(1株あたりの純資産)について

次は、BPSです。
BPSとは、1株あたりの純資産のことです。
純資産とは、会社の価値のこと。
つまり、BPSは1株の価値そのものを表します。

では、見ていきましょう。

こちらも同じくわるくはありません。
キレイな右肩上がりではないですが、伸ばしてはいます。

ちなみに、この期間の年平均成長率(CAGR)は、4.3%です。

つまり、年間4.3%ずつこの会社は成長し続けているということです。

7. ROE(自己資本利益率)について

では、ROEについて。

いいですね!
合格ラインをしっかり超えています。
ROEはかなり高いラインです。

ちなみに自己資本比率は82.2%です。
高いですね!

8. まとめ

・数字は及第点
・優良銘柄ではある

では、HOYAをまとめましょう!

各数字の伸びがわるくはありません。
及第点といったところです。

総合的にみて、優良銘柄ではあります。
ただ、個人的には「これは!」というほどのお宝発掘感はありませんでした。
投資は見送ります。

僕が正しいわけではありません。
皆さんがHOYAについて「これは!」と思われたらぜひぜひIRなどもチェックして検討を行ってみて下さい。

 

 

【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を1,400万円分買いました。

今回のコロナショックで多くの銘柄が下げました。

2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。

そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。

そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、ある一つの日本株に1,200万円以上を投資しました。
※2020年6月に入ってからも追加でどんどん買い増しています。


多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。

これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。

バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」

今回のコロナショックで資産の80%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?

理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)

もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。

最大のチャンス!コロナショックで私が1,200万円全力投資した銘柄

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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