カネコ種苗【1376】の今後の株価を分析してみた

気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

今回はカネコ種苗【1376】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。

カネコ種苗とはどんな会社?

カネコ種苗とは、種苗業界で大手の会社です。

種苗の読み方は、しゅびょうです。
その名の通り、種(たね)と苗(なえ)のことをいいます。

そんなカネコ種苗、売上高ではタキイ種苗、サカタのタネを抜き種苗業界1位となっています。
タマネギやニンジン、キャベツなど野菜種苗が収益の柱です。

さらに東南アジアやインドなど、海外でも売り上げを伸ばしています。
このほか花の種子生産や、農薬、農業・園芸資材なども取り扱っています。

カネコ種苗の現在の社員数は653人です。

現在の株価は?

現在の株価は1,140円前後です。
取引単位は100株なので、11万円前後でカネコ種苗の株を所有することが可能です。

いいですね。これなら比較的初心者でも手を出しやすいです。

カネコ種苗のPER(株価収益率)は、現在12.38倍です。
15倍以下なので比較的割安です。

配当利回りは、2.07%です。
高配当とまでは言えませんがそこそこあります。

カネコ種苗の株主優待はありません。

カネコ種苗の長期チャート

2002年までは下落で底をついてそこからは比較的上昇しています。
ただ、直近は大きく下げています。

直近1年間の短期チャート

うーん、下落トレンドです。
2019年8月に入りさらにもう一段下げてしまっています。

カネコ種苗の売上高は?

あまり方向感がありません。
売上高は600億円に届きそうで届かない、そんな状態です。

カネコ種苗のEPS(1株当たりの利益)の推移です。

こちらもいまいちパッとしませんね。
長期投資の理想形である右肩上がりではありません。

BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。

良いですね!
こちらはキレイな右肩上がりです。

ROE(株主資本利益率)の推移はこちら

直近のROEは6.55%です。
合格ラインには至っていません。
残念ですね。

最後に流動比率は1.5倍。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。

カネコ種苗の今後をまとめると

いまいちパッとしない銘柄でした。
個人的にも特にほしいとは思えません。

日本株の中には思わずハッとさせられるような魅力的な銘柄があります。
そんな銘柄を探しに次見て行きましょう!

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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