建設業界!ファーストコーポレーション【1430】の今後の株価を分析

気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

今回はファーストコーポレーション【1430】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。

ファーストコーポレーションとはどんな会社?

ファーストコーポレーションは、首都圏を中心に分譲マンション建設を展開する建設会社です。
2011年に東京都西東京市で創業とまだ若い会社です。
12年に本社を杉並区に移転し、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県が主地盤となっています。

鉄筋コンクリート(RC)工法の建設工事に特化している点に特徴があり、競争入札方式と比べ高収益のマンション用地手当てから建築までを一貫して手がける造注方式に強みがあります。

※造注方式
会社が、マンション用地を開発し、マンション・デベロッパーに対して土地・建物を一体とするマンションのプランを提案し、デベロッパーから特命で建築を請け負うという受注方式。

参考URL(ファーストコーポレーションHPより ビジネスモデルと強み)
https://1st-corp.com/ir/model.html

当社はゼネコンでありながらマンション用地の土地開発専任部隊を有しているという特徴があります。

多くのマンション建設請負工事におきましては、競争入札方式での受注となっております。デベロッパーが企画した建築プランに対し、価格競争をすることになるため、利益確保が難しくなります。

一方、造注方式では当社が設定したプランをマンション・デベロッパーに提案するため、利益確保が図られることとなります。その他、諸条件についても交渉が可能となるため、支払条件が各段に改善される等、入札方式に比べてより良い契約内容が実現することとなります。

そんなファーストコーポレーション、現在の社員数は127名です。

現在の株価は?

現在の株価は593円前後です。
取引単位は100株なので、6万円前後でファーストコーポレーションの株を所有することが可能です。

良いですね!
10万円以下で購入できる銘柄です。
これなら初心者でも気軽に買うことができます。

ファーストコーポレーションのPER(株価収益率)は、現在8.01倍です。
10倍を割っているので割安ですね。

配当利回りは、4.97%です。
すごい!
日本株の中ではトップクラスに高配当です。
100万円投資したら1年で約5万円もらえます。

ファーストコーポレーションの株主優待は年に1回1,000円分のクオカードがもらえます。
6万円前後で1,000円のクオカードもらえるので、実はけっこうおいしいですね。

配当といい株主優待といい、かなり株主に手厚い(媚を売っている?)印象を受けます。

ファーストコーポレーションの長期チャート

まだ歴史は浅いですね。
2018年の1月をピークにしっかり下げてしまっています。

直近1年間の短期チャート

こちらも下落トレンドです。
2019年7月に入ってさらにもう一段下げています。
結構危ない下げですね。

ファーストコーポレーションの売上高は?

FY2017をピークに緩やかに下げています。
微妙ですね。

ファーストコーポレーションのEPS(1株当たりの利益)の推移です。

こちらはFY2018まではしっかり右肩上がり、直近は少し落ち込んでいます。
判断が難しいポイントですね。
今後EPSが復活すれば株価大きく上昇する可能性はあります。

BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。

良いですね!
キレイな右肩上がりです。
長期投資の理想形です。
素晴らしい。

ROE(株主資本利益率)の推移はこちら

え?これROEの数値なの?
と目を疑ってしまいました。

直近のROEは21.67%で日本株でもトップクラスの高ROEです。
過去には40%やそれ以上を超えている時期もあります。

ここまですごいと逆に怖いですね。

最後に流動比率は2.07倍。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。

ファーストコーポレーションの今後をまとめると

うーん、歴史が浅いのでなんとも難しいですが、わるくはなかったです。

化ける可能性を秘めてもいそうです。

少額から取引できて配当や株主優待も充実しているので初心者がちょっとはじめるにはいいかもしれません。
倒産しても6万円ならそこまで痛くないですし。

投資してほっておいたら10年後には10倍や100倍になっている可能性もゼロではありません。

気になる方は四季報などで詳細をチェックしてみて下さい。




スクリーンショット 2018-05-05 21.47.24







アーカイブ




ページ上部へ戻る