もうダメだ! コロナショックで損失を抱えた投資家がやるべきたった一つのこと
- 2020/4/9
- お金の話
- 今井バフェットの1億円への道

こんにちは。今井バフェットです。
現在、2020年4月。
コロナショックの真っ只中に我々はいます。
このブログを見ている皆さんは、大なり小なり投資に興味がある皆さんだと思います。
そして、すでになんらかの銘柄をコロナショック以前に保有していた方も多いと思います。
インデックスファンドやアメリカ株、日本の個別株など、それぞれの理由があってエントリーをしたのだと思います。
そして、多くの方は含み損を抱えている状態かもしれません。
「損失」を抱えたらまず考えること
コロナショックなんて誰も予見できず、かつここまで伸びるなんてわからないので保有株の急落は仕方がありません。
なので、大切なのは「その保有銘柄がこの危機を乗り越えられるか?」を考えることです。
乗り越えられると思えば、売らずに保有すればいいし、ダメだと思えば売却すればいいです。
コロナショックで損失を抱えた投資家がやるべきことは上記一点を考えることです。
上級テクニック:銘柄の乗り換えについて
一方、ただの損切ではなくて「銘柄の乗り換え」という方法もあります。
そもそも投資の資金はそれぞれ有限です。
Aに投資をしたのだけど、今回のコロナショックでBのほうが魅力的になっている。
具体的には、Aは今後20%しか回復しないが、Bは4倍になる可能性がある。
こういった場合、保有しているAを売って、Bに乗り換える方法があります。
これが銘柄の乗り換えです。
そうすることで、大きく利益を得られることとなります。たとえ保有しているAが評価損を抱えていたとしても。
一般的に今回のような下落は「耐え忍ぶべき」という意見が多いです。
しかし、より有利な投資対象が見つかれば盲目的に「耐え忍ぶ」のは得策ではありません
さらにこのような◯◯ショックの場合、ほとんどの日本株が同じような動きをするので乗り換えも比較的に容易です。
ポジティブな損切りは存在する
「Aを保有するという見通しは間違っていないが、Bを保有するという戦略のほうがよりベターだ」
その場合の損切りは、ポジティブな意味を持ちます。
別の有効な投資対象が見つかったという前提ではとても良い戦略だと思います。
より魅力的なものがあれば乗り換える。
この場合、保有していた時間やそれまでの思いは関係ありません。
それなりに思い入れのある銘柄を売るので、心が痛むのはわかりますが、それでは前に進めません。
過去の痛みよりも未来の利益を得るチャンスです。
失ったものばかり数えても仕方がありません。
たとえば、年収300万円でやりがいのない仕事をしていたとしても、年収500万円でスキルアップできる仕事があれば乗り換える。
このように、自分の限りある時間という資源を考えれば、効率の良いところに身を置くのは、当然のことだと思います。
かくいう僕も銘柄の乗り換えを行った
実は、僕自身も2020年3月に銘柄の乗り換えを行いました。
有効な投資対象がなく、ほとんど投資を行わずに貯金をしていた僕ですが、
もともと株主優待目的で2つの銘柄を持っていました。
三越伊勢丹(3099) 300株 約250,000円分
すかいらーく(3197) 100株 約200,000円分
ちなみに、
三越伊勢丹は10%割引になる株主優待カード(300株で年間60万円分)
すかいらーくは年間6,000円分の食事ができる株主優待カードがもらえます。
しかし、今回のコロナショックである銘柄を見つけ、そこに資金を入れたいと考えたので乗り換えをしました。
売却履歴はコチラ
約11万円の損切りです。
しかし、この損切りをしたことで34万円の現金が生まれました。
そして、追加で今回絶好のチャンスとなった銘柄への追加投資を行いました。
保有している株に固執してはいけない
一般的に、一度保有した銘柄はなかなか売りづらく、特に損切りとなると絶対にできないという方がいます。
人間は行動経済学でいうところの「損失回避バイアス」を持っているので損切りが難しくなるのは当然です。
特に初心者であればあるほど、身を滅ぼすまで損切ができません(とくにレバレッジの効いたFXとかでこの傾向は顕著です)。
しかし、今回のコロナショックを受け、反発が見込めないような銘柄をいつまで持っていてもしょうがありません。
魅力的な銘柄があれば、乗り換えてそちらに資金を投じることが将来的に良い結果をもたらします。
最近、ウォーレンバフェットは2月下旬に買い増したデルタ航空株をわずか1ヶ月で売却しました。
約330億円以上保有株を損切りしています。
これに対して、「コロナ誤算」「見通しを誤ったか?」「早すぎる」などの声もありますが、売却の理由はまだ明らかにされていません。
もしかしたらバフェットも、デルタ航空株を上回る魅力的な銘柄を見つけ、そこに乗り換えを行うための資金をつくったのかもしれません。
(これはあくまで推測です)
【最後に宣伝】私が銘柄を乗り換えてまで買った銘柄とは?
現在、コロナショックで大きく下げる中、私は1,400万円のうち1,200万円をある一つの銘柄に投資をしました。
一定の割安ラインから下がれば下がるほど買い増しを行って保有株数を蓄積させていきました。
現在も平均保有コストより現在株価の方が安く、今後もさらに追加で買い増しを行っていく予定です。
今井バフェットはいったい何に一気に勝負をかけたのか?
理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)
もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。