
気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回はセイコーエプソン【6724】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
セイコーエプソンとはどんな会社?
セイコーエプソンは、インクジェットプリンタの世界最大手の会社です。
長野県に本社や主要拠点を構えます。
セイコーブランドの腕時計の製造も一部担っています。
2011年には、不採算だった中・小型液晶事業をソニーに完全譲渡しました。
以下はWikipediaより引用
社名からセイコーホールディングス(セイコーHD)の子会社と誤解されることが多いが、別経営の独立した会社である。
そんなセイコーエプソン、社員数は77,841名です。
現在の株価は?
現在の株価は1,046円前後です。
取引単位は100株なので、10万円前後でセイコーエプソンの株を所有することが可能です。
日本株の中では比較的買いやすい方ですね。
セイコーエプソンのPER(株価収益率)は、現在14.4倍です。
15倍前後なので適正です。
配当利回りは、5.92%です。
すごいですね!
6%近いです。日本株の中でもトップクラスの高配当ですね。
セイコーエプソンの株主優待はありません。
セイコーエプソンの長期チャート
2012年に瀕死だったのですが、その後一気に上昇。
その後は上下し、2017年をピークに下げています。
直近1年間の短期チャート
やはりコロナショックですね。
3月に一気に下げています。
その後もまだ回復の目処は立っていません。
セイコーエプソンの売上高は?
うーん、横ばいですね。
ただ、売上高1兆円を超えています。
さすがです。
セイコーエプソンのEPS(1株当たりの利益)の推移です。
FY2016からガクッと下げて、その後は横ばいです。
微妙ですね。
理想とする右肩上がりの推移ではありません。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。
こちらはFY2016から比較的堅調です。
わるくはありません。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
直近のROEは9.94%です。
合格ラインのボーダーギリギリです。
いいですね。
この調子で頑張ってほしいものです。
最後に流動比率は2.09倍です。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
セイコーエプソンの今後をまとめると
うーん、高配当は魅力ですがそれ以外「コレ」といった魅力がありませn。
個人的にも今すぐ投資したいとは思えませんでした。
次、行きましょう。