
気になる日本株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回はJVCケンウッド【6632】の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
JVCケンウッドとはどんな会社?
JVCケンウッドは、映像機器・音響機器・無線機器・音楽映像ソフトメーカーです。
2008年に日本ビクターとケンウッドが経営統合してできた会社です。
ムダジョ(ムダな情報)ですが、私が中学時代に初めて買ったMDコンポがビクターでした。
(5万くらいだった気がする。めちゃくちゃお年玉貯めて買いました)
たぶん、コレです。
CD3枚、MD5枚の当時はスゴイやつだったんです(懐かしい、、)
JVCケンウッドは、最近はドラレコ好伸です。
カーオーディオやメカ人材を成長分野へシフトしています。
そんなJVCケンウッド、社員数は17,144名です。
現在の株価は?
現在の株価は169円前後です。
取引単位は100株なので、17,000円前後でJVCケンウッドの株を所有することが可能です。
2万円以下で買えます。
中学生のおこづかいでも買えます。
これなら初心者の方でも手を出しやすいですね。
JVCケンウッドのPER(株価収益率)は、現在7.28倍です。
10倍以下なので割安です。
配当利回りは、3.55%です。
いいですね。
配当はそこそこ高いほうです。
JVCケンウッドの株主優待はありません。
JVCケンウッドの長期チャート
2009年の高値圏から大きく下げてからは長い停滞が続いています。
長期投資が報われていないですね。
直近1年間の短期チャート
2019年10月には300円を超えていましたが、その後ガクッと下げています。
そして、コロナショックでさらに大きく下げ、まだ回復していません。
JVCケンウッドの売上高は?
FY2015にガクッと下げましたがその後は右肩上がりです。
売上高は3,000億円を超えています。
いいですね。
JVCケンウッドのEPS(1株当たりの利益)の推移です。
うーん、ガタガタです。
マイナスの年度もあります。
微妙ですね。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう。
こちらも方向感ないですね。
長期投資の理想とする右肩上がりではありません。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
直近のROEは6.61%です。
合格ラインを割っています。
過去も10%を超えていません。
長期投資を考える上では、マイナスポイントです。
(むしろこの時点で投資対象から外れます)
最後に流動比率は1.47倍です。
こちらは1倍を超えているので問題ありません。
JVCケンウッドの今後をまとめると
うーん、よくないですね。
数字を見ても惹かれるポイントがなく、とても投資をしたいとは思えませんでした。
気を取り直して次、行きましょう。