【本当の問題は?】ウォーレンバフェットがコロナでデルタ航空を売ったことについて
- 2020/5/4
- お金の話
- 今井バフェットの1億円への道
こんにちは。今井バフェットです。
こういったニュースがあります。
バフェット氏は米国経済の明るい将来を信じる一方、冷徹な投資家の顔もみせた。株主総会ではデルタ航空など保有していた米大手エアライン4社の株式をすべて売却したと明かした。エアライン株はバフェット氏の「お気に入り銘柄」として知られていただけに驚きが広がり、株主からの質問も集中した。
このほど売却したのはデルタのほか、アメリカン航空、ユナイテッド航空、サウスウエスト航空の4社。バフェット氏は2月にデルタ株をいったん買い増したことについて「間違いだった」と認めた。「外出制限が人々の行動に与える影響は分からない。3~4年後に、昨年までのように飛行機に乗るようになるのか見通せない」と悲観的な見方を示した。
特に注目されたのがデルタ航空をはじめ、アメリカの大手航空会社の株式をすべて売却したことです。
日本のツイッターのトレンドにもあがるくらい多くの人の話題にのぼりました。
(バフェットって日本でもそんなに知名度あったんですね)
このニュースに関して思うこと
バフェットだって人間です。
読みを間違えることもあります。
(僕も、株価はともかく、こんなに外出自粛の状況が長引くとは思いませんでした)
それに伴って航空株を売る人が多くなりそうです。
もともとバフェットが持っているからという理由で買った人も多いです。
それって投資家としてはかなり問題ですよね。
「誰かが買ったから」という理由ではダメ。たとえバフェットであろうとも
「誰かが買っているから」という理由で買うのは投資家としては失格です。
判断材料はあれど、最終的に決めるのは自分です。
シェアブログではいろんな銘柄を分析していますが、さらに気になった銘柄を自分で調べることをすすめています。
また「今井バフェットはそういってたけど、僕はこう思う」というような意見もウェルカムです。
バフェットが「したこと」ばかり気にする人
バフェットが「なにをしたか」に注目する人はものすごく多いです。
でも、バフェットの「考え」を使って自分で考えるという人は驚くほど少ないと感じます。
そもそもバフェットがアメリカ株に投資しているのは「それが一番理解できるから」という理由です。
自国の会社でさえ、わからない事業には手を出さなかったバフェットです。
海外の会社であれば、いくら優良企業が隠れていようとなかなか手が回らなかったのが現状でしょう。
つまり、「バフェットが買っているから」という理由だけでアメリカ株を買っている人も要注意です。
あなたが投資しているその事業、本当に理解していると言えますか?
日本企業であれば(とくにBtoCの場合)この点日本在住のわれわれ(海外在住の人すみません)はこれらの事業を肌感覚レベルで理解することも可能です。
※BtoCとは? Business to Consumerの略で、企業が一般消費を対象に行うビジネスのことです。アメリカだとコカコーラとかアップルとか
バフェットが「したこと」ではなく、「考え」を使えば、日本株のなかにも、ブランドがあって競争力があって過去のトラックレコードを持つ優良企業を見つけることは必ず可能です。
それを自分で考えず、「バフェットが買っているから」という理由で本当に理解できない事業に自分のお金を投じる人が多いです。
バフェットを語ってまったく関係ないことをやる人もいる
また、バフェットの名を謳って高配当銘柄に投資したり、ビットコインを勧めたり、不動産ファンドへの投資をすすめる人もいます。
(経済評論家・不動産販売と絡んでいる方にも多いですね。僕はそういった人を心のなかで「魂を売った人」と呼んでいます)
、、論外です。
僕はお金が大事です。
目の前に儲けるチャンスがあれば飛びつきます。
でも、魂は売りません。
鏡を見て買うかを決めよう
バフェットはグレアムの教えに感銘を受けましたが、結局決めるのはバフェット自身でした。
われわれもバフェットの考えに感銘を受けるのはいいのですが、決めるのは自分自身であるべきです。
鏡を見て何を買うかを決めましょう。
一生懸命な人はみんなダサい。僕も含めて。
最終的に自分で決めた銘柄であれば僕はそれを応援します。
一生懸命決めて失敗してもそれは決してダサくはないです。
いや、むしろ一生懸命な人はみんなダサいです。
そんな一生懸命投資に向き合うあなたをシェアブログは応援します。
そして、そのための判断材料を今後もたくさん提供していきます。
【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を1,200万円分買いました。
今回のコロナショック、多くの銘柄が下げています。
2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。
そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。
そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、「ある一つの日本株」に1,200万円以上を投資しました。
多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。
これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。
バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」
今回のコロナショックで資産の80%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?
理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)
もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。