気になるアメリカ株を分析・予測するコーナー。
ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。
今回はアルトリア・グループ(MO)の株価を分析。そして見通しを分析していきます。
アルトリア・グループ(MO)とはどんな会社?
アルトリア・グループは、バージニア州ヘンライコ郡に本部を置く世界最大のタバコ製品の製造・販売メーカーです。
食品分野での売上高は世界第1位です。
ちなみに、2003年までフィリップ・モリス・カンパニーズという社名でした。
2007年3月30日クラフトフーヅをスピンオフ、2008年3月28日にアルトリア・グループのタバコ事業国際部門としてフィリップ・モリス・インターナショナルをスピンオフしています。
社員数は7,300人です。
現在の株価とPERは?
現在の株価は36ドル前後です。
アメリカ株は1株から買えます。
なので4,000円以下で購入が可能です。素敵ですね。
アルトリア・グループのPER(株価収益率)は、現在算出できません。
配当利回りは、9.31%です。
9.31!!!
すごいですね。スーパー高配当銘柄です。
100万円預けたら1年で9万円以上の配当がもらえます。
アルトリア・グループの長期のチャート
長期で見ると、上昇トレンドです。
長期投資がしっかり報われています。
2000年に投資していれば、2017年のピークには約15倍になっています。
ただ、ピーク後は約半値まで大きく下げています。
直近1年のチャートはこちら
コロナショックで一時30ドル近辺まで下げたのですが、その後少しだけ反発しています。
ただ、まだまだテクニカル的には楽観視できない状況です。
アルトリア・グループの売上高は?
いいですね。
しっかり上昇しています。
右肩上がりですね。
アルトリア・グループのEPS(1株当たりの利益)の推移です
こちらはFY2016をピークに右肩下がりです。
うーん、厳しいですね、、
もちろん良くないです。
BPS(1株あたり純資産)を見てみましょう
FY2017からドンと上昇しています。
こちらも微妙です。
理想はキレイな右肩上がりなのですが、それとは違いますね。
ROE(株主資本利益率)の推移はこちら
直近のROEはマイナスです。
ただ、過去はべらぼうに高いROEが続いてたので今後に期待です。
最後に、流動比率は0.59倍です。
こちらは1倍を割っているので心配です。
アルトリア・グループの今後をまとめると
超高配当はたしかに魅力です。
ただ、数字はあまりよくありませんでした。
個人的にも現在の状況では投資したいとは思えませんでした。
次、行きましょう。
【ちょこっと宣伝】追記 今井バフェット、株を1,200万円分買いました。
今回のコロナショック、多くの銘柄が下げています。
2017年11月から投資ブログをピタッと止めていた私。
それは他ならぬ「株価が高水準だった」からです。
そして今回の下落。
優良銘柄が適切な評価をされておらず、「お宝がザクザク」しています。
紛れもなく10年に一度のチャンスです。
そんな中、私も投資を再び再開しました。
貯金1,400万円のうち、「ある一つの日本株」に1,200万円以上を投資しました。
多くのお宝銘柄の中で、さらに埋もれている「これはものすごい!」と感じた銘柄があったからです。
これまで何百と日本株を分析した私が、身銭を切って投資しました。
バフェットはこう言いました。
「賢い人たちは、チャンスが訪れたときに大きく賭けます。オッズが有利なときは大きく賭けるのです。
しかし、そうでないときは賭けません。ただそれだけです。」
今回のコロナショックで資産の80%以上を投じた銘柄とは?
今井バフェットが何に勝負をかけたのか?
理由とともに売買履歴や今後の売買戦略なども詳細に述べています(適宜更新予定です)
もし気になる方はコチラを見て下さい。
ちなみに有料ですが、途中まではタダで読めます。