これだけ!睡眠でやってはいけないこと・やるべきこと【決定版】
- 2016/3/11
- ライフスタイル
きっと誰もがより良い眠りをしたいと思っているはずです。
しかし、多くの人が、「眠りが浅く、毎日昼間に眠くなる」とか、「夜中に必ず目が覚めてしまう」などといった、睡眠についての悩みを抱えています。
睡眠の重要性は言わずもがなですが、実際に、睡眠不足が脳のパフォーマンスを低下させるという研究結果も数多く存在するようです。
また、睡眠時間が平均よりも2時間少ないと、老後の死のリスクが2倍になるという研究結果もあるようです。
そこで今日は、心理学者が提唱する「正しい睡眠のためにやるべきこと・やってはいけないこと」をご紹介します。
寝る前にスマートフォンを使わない
スマートフォンやパソコン、タブレットPC等は、ブルーライトという光を発信しています。
実はこのブルーライト、太陽の光ととてもよく似た性質を持っているため、人間の脳は、ブルーライトを見ると今は昼間だと勘違いしてしまうのです。
顔の前で10分間スマートフォンをかざした場合、そのブルーライトの強さは、晴れの日の昼間に1時間外を散歩するのと同じだけの刺激になるそうです。
もし、最近寝付きが悪いという方がいたら、睡眠前のスマホをまずはやめてみるのがいいかもしれません。
寝る前にお酒を飲まない
お酒は、寝付きを良くする効果がありますが、実はその反面、眠りを浅くする効果もあるそうです。
アルコールが体内にたくさん残った状態で寝ると、脳は寝ていても、体全体でアルコールを分解するため、体は全く休まらないのです。
アルコールの分解時間には個人差がありますが、少なくても寝る2時間前までお酒を飲むのはやめた方がよさそうです。
寝るときは頭をからっぽにする
様々なことを考えながらベッドに入ると、眠りに落ちた後も脳は色々なことを考えてしまいます。
悩みを抱えている時に、その夢を見やすいのはこれが原因です。
当然眠っている時も脳は考えている訳ですから、休まることがありません。
ベッドに入る前に1度瞑想などをして、頭を空っぽにするとよいのかもしれません。
20、30分の昼寝をする
みなさんは、会社のお昼休みはどのように過ごされているでしょうか。
実はあのNASAの調査結果によると、15〜20分間の昼寝をしたパイロットは、昼寝をしなかったパイロットに比べて約35%も注意力が高かったそうです。
この調査結果から、NASAの宇宙飛行士は、お昼休みに必ず15〜20分の昼寝をとることが義務付けられているそうです。
90分ルールを意識する
人間は90分周期で睡眠しています。
そのため、例えば、8時間たっぷりと寝ていても、90分周期の途中で目覚めることになるので、寝起きは良くありません。
その逆に、例えば、6時間しか寝ていなくても、90分周期で目覚めることになるので、目覚めはさっぱりとした気持ちのいいものになるのです。
是非、90分ルールで、4時間半、6時間、7時間半、9時間といったように90分周期を意識した睡眠をとるようにしてみて下さい。
いかがでしたでしょうか?
最近よく眠れないという方は、是非今日ご紹介したことを意識して、睡眠習慣を改善してみて下さい。
人生の4分の1の時間は寝ているのです。
そんな睡眠をより良いものにすることが、仕事やプライベートを充実させるためにお重要なはずです。