おすすめ銘柄!ISID(4812)の今後の株価は?

気になる銘柄を分析し、ピックアップした銘柄が、長期投資の対象として魅力的かを探っていきます。

では、本日も早速分析していきましょう。

こういった流れで説明していきます。
最後までしっかりご覧いただけると幸いです。

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1. 会社の説明
2. 株価、利回り、PERなど
3. チャート
  -長期チャート
 -短期チャート
4. 売上高
5. EPS(1株あたりの利益) →とくに大事
6. BPS(1株あたりの純資産)→とくに大事
7. ROE(自己資本利益率)  →とくに大事
8. まとめ
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では、まずISIDについて説明していきます。

1 ISIDについて

(1)電通とGEの合弁が発祥

ISIDは、電通(現電通グループ)とアメリカのGE(ゼネラル・エレクトリック)の合弁が発祥の情報サービス中堅の会社です。
正式な会社名は、電通国際情報サービスです。

シーメンス系製造業向けCADソフト販売や金融機関向けシステム開発に強みがあります。
構想設計支援で有力です。

(2)電通の基幹システム構築が収益源

電通の社内情報システム構築・運用が安定収益源です。
利益率の高いパッケージソフトに注力する一方、開発から運用・保守まで一貫化を推進。

自社製品では地域金融機関向けの格付け・自己査定支援はじめ融資業務支援、人事管理などのパッケージに注力しています。
無借金で好財務です。

働き方改革、RPA(業務自動化)、クラウド関連です。

(3)時価総額2,946億円

そして、時価総額は2946億円です。

Cランクです。

2. 株価、利回り、PERなど

では、次に、株価や配当利回りを見ていきましょう。

・株価 4,520円

株価は4,520円です。
100株単位で売買できるので、452,000円から投資をすることが可能です。
結構資金が必要ですね。

・PER(株価収益率)34.66倍

次に、PER。株価収益率ですね。
こちらは34.66倍です。
どちらかといえば割高ですね。

・配当利回り 1.15%

そして、配当利回り。
こちらは1.15%です。
普通ですね。
少しだけ配当があります。

・流動比率 2.29倍

最後に流動比率。流動比率とは、企業の安全性を表す数字です。
流動資産/流動負債で表すことができます。
流動資産とは、1年以内に現金化できる資産。
流動負債とは、1年以内に返済すべき負債。

流動比率が1倍より高いと、
1年以内に現金化できる資産>1年以内に返済すべき負債
→支払えるので安全性についてはひとまずクリア

なので、まずは1倍を超えているかどうかを見ます。
1倍を超えていればOKです。

この会社の流動比率は2.29倍です。
1倍を大きく超えているので会社の安全性についてはクリアです。

3. チャートについて

次に、チャートを分析していきましょう。
あまり深入りせずザックリと説明していきます。

まずは長期チャートです。


上場は2000年の11月です。

すごいですね。
2012年に中期24MAが長期60MAを突き抜けてからはキレイな上昇トレンドを描いています。
勢いがありますね。

まだまだ成長しそうな勢いを感じます。

次に、短期チャートを見ていきましょう。

過去1年間のチャートです。

こちらもしっかり上昇トレンドです。
いいですね。

4. 売上高について

では、売上高見ていきましょう!

ちなみに、ISIDの決算月は12月となっています。

売上高、いいですね。
しっかりと右肩上がりで伸びています。
キレイです。

5. EPS(1株あたりの利益)について

次に、EPSを見ていきましょう。EPSとは1株あたりの利益のことです。
単年度でみるというより、過去数年にわたってチェックします。

そして、過去数年でしっかり右肩上がりでEPSが上昇していれば、利益を伸ばしているということです。
それは優秀な企業と評価できます。
一方、EPSが右肩下がりとなったり、デコボコしていれば要注意です。
長期投資としてそういった会社を検討するべきではありません。

では、見ていきましょう!

こちらもしっかりと右肩上がりです。
素晴らしいです。

6. BPS(1株あたりの純資産)について

次は、BPSです。
BPSとは、1株あたりの純資産のことです。純資産とは、会社の価値のこと。
つまり、BPSは1株の価値そのものを表します。

では、見ていきましょう。

こちらもキレイな右肩上がりです。
良いですね。

ちなみに、この期間の年平均成長率(CAGR)は、7.25%です。
つまり、年間7.25%ずつこの会社は成長し続けているということです。

7. ROE(自己資本利益率)について

では、ROEについて。
ROEとは、自己資本利益率のことです。
「会社の自己資本をつかってどれだけの利益を出すことができるか?」という数字です。
ROEは、先程のEPSとBPSでも求めることができます。
ROE = EPS / BPS です。

一般的に10%を超えていれば合格ラインとします。
つまり10億円の元手(純資産)で1億円を稼ぎだせればROE10%なので合格です。
そして、10%を毎年しっかり超えているような企業が我々長期投資家が検討するに値する優良企業です。

見ていきましょう。

いいですね!
2018年度から合格ラインをしっかり超えています。
全体的に見てROEは高めのラインです。
良い経営をしているということがわかります。

ちなみに自己資本比率は63.9%です。

8. まとめ

・数字抜群でイケイケ

では、ISIDを総合的にまとめましょう!

各数字の伸びがすごく良かったです。
今後も成長を感じさせるに十分の実績です。

・個人的にもほしい

PERは少し高めですが、手を出せないというレベルでもありません。
個人的にも今後もウォッチしたいきになる銘柄です。

気になった方はぜひIRなどもチェックして検討を行って下さい。

今井バフェット

今井バフェット株式長期投資家

投稿者プロフィール

株式に長期投資をしている36歳。

節約をして限界まで可処分所得を減らし、種銭をつくり、株を買い増している。
年間300万円の貯金で年利8%の運用が目標。

投資スタイルはバイ・アンド・ホールド。一度買ったらずーっと売らないつもり。
目標資産、まずは1,000万円!(→2020年達成)
次は、3,000万円!(→2021年達成)

46歳で資産1億円をめざす。

近視眼的な投資では理性を失い、結果としてお金と時間を失う
(ウォーレン・バフェット)

(詳細な資産推移はこちら)

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