ロボットはすでに人間を駆逐し始めていた!?
- 2016/3/28
- ビジネス
みなさんはこのグラフが何を意味しているか分かりますでしょうか?
実はこのグラフは、アメリカにおける工場生産量と製造業雇用の増減を示しています。
生産量は増加傾向。一方、雇用は?
青色の線で示されている工場生産量を見てみると、2009年付近でリーマンショクのため一度下がっているものの、右肩上がりで増加しています。
一方、赤色の線で示した製造業雇用を見てみると、年々その値は下がっています。
一体何が起きているのか?
このグラフからわかることは、工場の生産効率が年々向上しているということ。
その主な原因は、自動化です。
ボストンコンサルティングによると、現在、全米の工場のオートメーション率の平均は10%とのこと。
しかし、2025年までにその値は25%まで向上すると予想しています。
なんとなくわかっていたことではありますが、このように数字で示されると、改めて危機感を感じずにはいられませんでした。
今後工場作業者だけでなく、その他の仕事も人工知能に取って代わられるかもしれません。
その時我々は一体どうしたらいいのでしょうか。
今からそのリスクを少し考えておいた方がよいかもしれません。