「こいつデキる・・・」寿司屋で頼んだら確実にそう思われる旬なネタ5選【春】
- 2016/4/23
- ライフスタイル
春になりましたね。
お寿司屋さんに行くと「今が旬!」とか「期間限定!」という文字が踊っています。
当然魚には旬があります。
そこで今日は、春しか食べれないもの、今が一番美味しい魚をご紹介したいと思います。
①カツオ
カツオの旬は春と秋の2回あります。
よく「初ガツオ」とか「戻りガツオ」とか耳にすると思います。
春になるとカツオは黒潮にのって太平洋を北上します。その時に穫れるものが「初ガツオ」。
そして秋になるとまた南下して戻ってきます。その時に穫れるものを「戻りガツオ」と呼びます。
初ガツオの方が身が引き締まっており、味はたんぱく。
逆に戻りガツオを産卵のため脂が乗っているという特徴があります。
どちらが好きかは食べてみて確かめてください。
②さより
漢字だと「細魚」や「針魚」と書く通り、細長く、針のように突き出たあごが特徴です。
白身で脂肪がほとんどないため、さっぱりしていて繊細な味わいです。
青魚で鮮度も落ちやすいため、塩や昆布などで締めて出されることが多いです。
あっさりとした味に加え、普通の回転寿司などではなかなか食べられないため、さよりを頼めば「この人通だな」と思われるような気がします。
③真鯛(桜鯛)
お祝い事に欠かせない、日本各地で珍重される魚の王様。
最近では養殖の真鯛も増え、年中食べられますが旬は冬から産卵期の春まで。
特に桜の咲く頃に穫れる真鯛は、時期とその姿から桜鯛とも呼ばれています。
季節感があり、なんとも日本らしい魚と言えます。
引き締まった身とたんぱくな脂のうま味がたまりません!
④ハマグリ
産卵期の春が旬。ひなまつりにも縁起物としてお吸い物などで食べますよね。
昔は日本各地で穫れた国産のハマグリですが、干潟の減少、水質汚染などで絶滅寸前で普段スーパーなどで出回っているのは中国産がほとんどとのこと。
ハマグリと言えば江戸前寿司の代名詞「煮蛤」が有名ですね。
「煮蛤」を出す寿司屋は本物の江戸前の寿司屋さんとも言われます。
江戸っ子を気分に浸って味わってみましょう。
⑤アオリイカ
春から夏にかけてが旬。イカの中でも最も美味とされ、高級魚として扱われるため一般のスーパーなどではなかなか並びません。
親は産卵期の春が最も旬となるが、子どものイカは秋が旬。
一口にイカといってもたくさんの種類がありますが、このアオリイカは別格。
甘く濃厚な旨味とねっとりとした舌触りが特徴です。
イカと侮る勿れ、1度お試しください。
いかがでしたでしょうか、春が旬の寿司ネタたち。
今しか食べられません。食べられたとしてもそれは本当の味では無いかもしれません。
旬が過ぎてしまう前に、今すぐお寿司屋さんに行きましょう!