実は今、注目デートスポットが東京競馬場だというのでさっそく行ってみた

連休最終日、特にやることもなかったのでゴロゴロしていると、女友達からLINEがきた。
「競馬場に行ってみたいんだけど」
そういえば、以前そのコと飲んだとき、いつか行ってみようと話をしたことがあった。
私も行ったことがなく、職場の近くにあるWINS(場外馬券場)に数回行ったことがあるだけだった。
それも有馬記念の馬券を買うときだけ。
気に入った名前の馬に単勝で5000円突っ込むというのをここ数年やっている。
当たったことは1度もない。

テキトーに準備をして出発。

ウチからだと武蔵野線の府中本町駅から競馬場まで徒歩5分のルートが行きやすかったが、競馬場の最寄り駅は府中競馬正門前駅で、徒歩2分。
友達は後者のルートで来た。
府中本町駅には、レースがある日だけ開かれる、「臨時改札口」があり、そこから先は競馬場までの屋根付きの専用歩道橋を歩くだけなので迷うことはない。
歩道橋の壁にはところどころに馬や騎手のポスターが貼られていて、それを見るのも楽しい。

東京競馬場はレストランが充実

正門で合流し、まず探したのは飯。
13時に集合したのでお互い空腹だった。
実は、施設内にはレストラン、売店などが90近くもある。
吉野家、てんや、モスバーガー、ケンタッキー、ココイチ、エクセルシオールカフェなどのチェーン店もしっかり抑えている。
でも、せっかく競馬場に来たんだから、「それっぽい」ものを食べたい。

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そこで決めたのがここ。
梅屋というそば屋。

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私が注文したのは月見そば(700円)。
おいしいけど、関西人が間違いなくキレるであろう味の濃さは、つゆの色で分かると思う。
友達はもりそば(600円)を食べていた。
そっちの方がつゆの量の調節ができて良さそうだ。
満足していなそうな友達に、
「馬券が当たったら帰りに居酒屋奢るから」
と、なだめたのはお店の人には内緒。

施設内はこんな感じ

馬券を買いに行く前に、施設内をウロウロしてみることにした。

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赤いサインペンを耳に挟んだ、ワンカップと新聞を持った小汚いおっさんたちばかりのイメージがあったが、そんなのは少数で、若いカップルや子ども連れの家族がたくさんいた。
ポップに競馬を楽しむ女子を、「UMAJO(ウマジョ)」と呼び、それ用の施設もあった。
3階には女性しか入れないカフェスペース、そして5階には女性1人につき男性1人まで入れるカフェがあった。
せっかく女子と来たんだから5階の方に入ってゆっくり予想をしたいなと行ってみたら、とんでもない行列。

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仕方なく入口で写真をパシャリ。

途方に暮れて、こんなところで予想した。

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左のおっさんのを覗こうと企んだものの、全く見えず。

で、結局私が買った馬券はこれ
ティソーナという名前がなぜか気に入った。
馬券を買うのが初めてだという友達は、1番人気のメジャーエンブレムに単勝で500円、それに2番人気のロードクエストを組み合わせた馬連で500円の計1000円買った。

いよいよレース開始!

レースの20分前に外に出た。
とんでもない人の量。
掻き分けるように、第4コーナーより少しゴール寄りのところに陣取った。

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生のファンファーレと観客のざわめき。
ヘッドフォンをしているみたいに、他の音は聴こえない。
初夏の日差しが眩しく、腕で額を隠したそのとき、各馬スタートした。

あっと言う間に第4コーナー。
ティソーナは中ほどにいる。
隣に立っていた若者もティソーナを買っていたようで、
「行け! ティソーナ行けー!」
と声を張り上げている。
シャイな私は蚊の鳴くような声で同じようにつぶやく。
「行け、ティソーナ行けー」
ドスドスと馬たちが大地を蹴る音、その姿に、すっかり惚れ込んでしまった。

結果、女友達が見事に的中させた。
単勝も馬連も的中し、5000円近くプラスにした。
「帰りに居酒屋奢ってあげよう」
女子に奢ってもらったのなんて何年振りだろう…。

東京競馬場、賭けるだけじゃなく、家族で来るにもデートにもオススメ。
初心者の方もぜひ。
でも、ギャンブルはほどほどにね。

西山 一(はじめ)

西山 一(はじめ)サラリーマン小説家

投稿者プロフィール

シェアブログに乗り込んできた新進気鋭の小説家。
独特のタッチと切り口でファンを魅了している。

実際に本人に起こった日常の出来事を小説タッチで表現する。
そのシュールさにハマる人が続出中。

2016年、不動産投資デビュー。
今後は、多摩と埼玉の物件を買い進める予定。

30代。生まれも育ちも多摩。多摩を知り尽くした男。
立川を都会だと信じて疑わない。

ブログ「今日もまた終わる。」運営中。

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