5年後までに自動運転車が世界中に溢れるって本当!?

自動車の自動運転はもはや夢物語ではありません。
メルセデス・ベンツ、BMW、テスラなどといった自動車メーカーがすでに自動運転システムをリリースしています。

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また、既存の自動車メーカーだけでなく、GoogleのようなITサービスを本業とする企業までもが、自動運転技術を研究開発していることは有名な話です。

実際にGoogleは、今年の夏から、プロトタイプの公道試験をカルフォルニア州でスタートするとアナウンスしています。

そんなすでに現実味を帯びてきた自動運転自動車が今後どれほどのマーケットに発展するのでしょうか。

Googleの自動運転自動車

Googleの自動運転自動車

5年後には世界中に自動運転車が溢れる?

リサーチ会社「BI Intelligence」の予測によると、なんと5年後の2020年までに、全世界で1000万台以上もの自動運転自動車が販売されるといいます。

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思いの外多くてびっくりされた方が多いのではないでしょうか。

ただ、それはあくまでも現在の運転支援技術の延長線上のもので、ドライバーがいるということが前提の自動運転です。

Googleなどが最終的に目指しているドライバーを要さない自動運転については、まだまだ課題が多く、普及までには時間がかかると予測しています。

自動運転の普及で事故が減る

自動運転の最大のメリットは、車の安全性の向上です。
自動車自身が常に周囲の状況を把握しながら走行することで、人的ミスによる深刻な死亡事故は確実に減ります。

BI Intelligenceによると、2015から2030年の間に、例えばイギリスの場合、自動車による死亡事故は、2,500件も減るだろうと予測しています。

self-driving

普及までの課題

ただ、当然まだまだ残された課題はたくさんあります。

コストの低減

自動運転のためには、自動車自身を知能化させることが必要です。
当然従来の自動車に対して多くのシステムを追加しなければならないため、価格は上がってしまいます。
ただ、普及のためには、ある一定のラインまで価格を下げる必要があります。

法規制の整備

現在、各国ごとに自動運転の法規制があります。(自動運転に関する法規制がまだ無い国もたくさんあります。)
ただ、普及のためには、統一した安全基準等が必要になります。

運転する楽しさは重要ではない?

色々課題はありますが、それでも5年で1000万台もの自動運転自動車が普及するという予測には驚きました。

それだけ、自動運転が世界の車ユーザーから求められているということでしょうか。

ただ、自動車エンジニアとしては、運転する楽しさとか、友達や恋人とドライブする喜びはあまり重要ではないのかなと、少し寂しさを感じたりもします。

みなさんはどう思われるでしょうか?
自動運転自動車欲しいですか?

参考:Business Insider

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